内容説明
心の深層に潜む、本人の知らないコンプレックスに無意識に支配されて自己破壊の道をたどり、ついに連続殺傷事件に至るまでの少年Aの心の動きを、フロイトの精神分析学理論に基づいて解明。
目次
1 神戸連続児童殺傷事件の情報資料(神戸連続児童殺傷事件のあらまし;土師淳君事件での少年Aの供述;神戸・北須磨団地の通り魔事件での少年Aの供述)
2 少年Aに関する情報資料(少年Aの生活環境の資料;少年Aの生活史;少年Aの学業成績について ほか)
3 少年Aの犯行の犯罪心理学的考察(連続殺人方程式と少年Aの犯行の予測;少年Aの文章に表われたAの心の内面)
4 少年Aを理解するための精神分析の解説(催眠術と心理療法;フロイトの精神分析;エディプス・コンプレックスとその悲劇 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
✽花鳥鳳蘭✽
2
この分析…ベテラン中のベテランが出した分析なのだから小生のような者が口をだすべきではないので差し控えるが…だけど挑戦文の辺りは非常に解せない。これは一般の方が読んでもわかりにくいのではないかと思う。かなり噛み砕いてあるのは認めるが、最後にまとめ考察でレポートを入れてほしいと思う。 なぜこのようになったかを知りたいと思う方には「少年A 矯正2500日全記録」を勧めたい。2018/11/02
ランドル
1
専門家の分析。とおもいつつ資料がこれだけではちょっとなぁという感じでした2019/05/15
シン
1
☆☆☆2015/02/25
hisoka 秘
0
人はどこから道を踏み外してしまうのか知りたかったけどわからなかったです。理解したくない気持ちもあります2014/12/29
きち
0
雑誌に書かれていたことを情報ソースとしているため事実と違うことも書かれていて残念。2008/08/20