内容説明
天皇家の紋章・十六菊花紋はなぜバビロンにもあるのか?謎の祭器・銅鐸はなぜ忽然と姿を消したのか?相撲や禊ぎ・道祖神、言語の一致などが物語るシュメール人の正体。海を渡った「海人族」陸を旅した「銅鐸族」日本建国に果たした古代シュメールの謎に迫る。
目次
第1章 日本民族の不思議な“血族”
第2章 消え去った“謎の民族”の真実
第3章 弥生時代を創ったシュメール「海人族」の謎
第4章 「日本建国」に至った“三部族”の融合
第5章 記紀が抹殺した超古代「銅鐸族」の正体
エピローグ 現代に甦る古代シュメールの血
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
matfalcon
10
天皇をあらわす「スメラギ」と、「シュメール」が似ていることは気になっていた。ビンゴ!やはりそうだったのか!時を隔てて大量に発掘される銅鐸が実は戦闘の合図につかう鐘だった!単に、縄文人が弥生人を、弥生人を銅鐸族が駆逐した、という、一見わかりやすい民族の変遷はまちがっていて、先人に敬意を払って共存していた史実にコウベを垂れる。「すめらぎはなどて人となりたまいしや」と嘆いた三島由紀夫ははからずも日本の伝統が外来であることを含意していた。2017/01/23
瑞
3
面白かった。そういう考え方も出来るのか。2014/11/21
Ksbutm
0
何回も何回も心の中でツッコミ入れつつ読み進めた。なかなかに面白い。超古代文明はロマンですね。2015/04/24
たかっち
0
海人族に専念しても良かったかも2010/06/05