内容説明
昭和44年桜花賞から平成7年宝塚記念までの名実況を再現。あの名語録の誕生秘話を、杉本清(関西テレビアナウンサー)が熱く語る。
目次
〔圧巻〕栄光のゴールへ―名実況5
〔極上〕静寂から絶叫へ―名実況30
〔斬新〕混戦から独走へ―名実況17
〔異彩〕絶望から希望へ―名実況18
〔特異〕歓声から悲鳴へ―名実況15
〔多彩〕本命から混乱へ―名実況15
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
dice-kn
1
昔の本なので知らない馬も多かったが、私も知っている名文句がけっこうあり、知らないものも興味深く、楽しく読めた。テンポイント、リアルタイムでは見ていないけれど、かっこいい馬みたいだな~。一度映像で確認してみたい。2014/07/31
百木
1
競馬に欠かせないものの一つが実況だと思います。中には名実況、名台詞と言われるものもあり、そんな名実況を多く世に送り出した名物アナ杉本清氏が自らの実況100個を振り返るという内容。当時の心境や反省、言葉の出てきたワケなど興味深く思いながら読みました。また、ラップタイムを伝えることや、失敗に終わったものの、掛け合い実況など新しい試みへの姿勢は流石という感じ。ちなみに、収録されてはいないですが杉本アナの実況で僕が好きなのはエアシャカールの菊花賞です。2014/02/18
524
1
競馬実況アナとして競馬ブームを支えてきた杉本清氏。杉本氏の残した数々の名実況と共に当時の競馬を振り返る1冊。今でこそ普通になった通過ラップは杉本氏が取り入れたものだったりする。杉本氏の実況は単にレースを伝えるだけにとどまらない、競馬場の観客と一体化したフレーズが多く、今なお根強いファンがいる。2012/05/31
たから
0
杉本清の名実況集。私はライデンリーダーのあの杉本さんですら絶句した実況が一番好き。生で見てて鳥肌が立った。あとはやっぱりミスターシービーとテンポイントかな。
夜のワシントン
0
昔の競馬の形態に驚いたってのが一番。昔は馬連がなかったんだ。個人的には杉本さんの実況は好きでも嫌いでもない。なんか「ガチンコ」みたいな脚色された感じがするから少しアレだが。2010/10/10