内容説明
本書を通じて、子どもの心身の質的発達や成長のプロセスとともに、子どもの絵の表現の発達とその道筋を理解し、どのように育むのかを考える手がかりにしてほしい。
目次
子どもの絵と人間の発達のプロセスの理解のために
1 1歳半~2歳半ごろ なぐりがきの時期―なぐりがきのはじまり
2 2歳半~4歳ごろ 象徴期―形が現れ、それを象徴的にかく
3 5歳~8歳ごろ 図式期―画面に空間秩序が芽生える
4 8歳~11歳ごろ 写実の黎明期―写実的表現の芽生え
5 11歳~14歳ごろ 写実期―写実的表現が定着する
6 14歳~18歳ごろ 完成期―自己の内面化が進み、芸術に目覚める
著者等紹介
東山明[ヒガシヤマアキラ]
神戸大学名誉教授。著書や、監修・編集の本多数
清田哲男[キヨタテツオ]
岡山大学大学院准教授。兵庫県内公立中学校・高等学校教諭、川崎医療福祉大学医療福祉デザイン学科を経て、現職。博士(学校教育学)。第57回読売教育賞優秀賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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