メンタライゼーションを学ぼう―愛着外傷をのりこえるための臨床アプローチ

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メンタライゼーションを学ぼう―愛着外傷をのりこえるための臨床アプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 203p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784535985056
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C3047

出版社内容情報

精神分析と愛着理論の再統合という理論的背景をもち、トラウマ治療への応用など汎用性の高い注目のアプローチを極めて平易に解説。

内容説明

境界パーソナリティ障害から解離性同一性障害、複雑性PTSDまで、愛着関係のつまずきのために生きづらさを抱える人たちへの治療法としてのMBT(メンタライゼーションに基づく治療)、その理論と臨床実践をきわめてやさしく解説する。

目次

第1部 メンタライゼーションとは何か(メンタライゼーションとは;メンタライゼーションとの出会い;なぜメンタライゼーションか―個人的体験)
第2部 メンタライゼーションに基づく治療とは何か(境界パーソナリティ障害から解離性同一性障害へ―愛着外傷という社会問題への処方箋;母思う、ゆえに我あり;こころの原始的モード;よそ者的自己(1)―その定款と誕生の経緯)
第3部 メンタライゼーションに基づく治療の実際(治療者の基本姿勢とメンタライゼーションの不均衡への挑戦;介入の手順;未来に向けた転移の利用とよそ者的自己;非効果的なメンタライジング;メンタライゼーションの意義と価値;新型コロナウイルス時代のメンタライゼーション)

著者等紹介

池田暁史[イケダアキフミ]
1972年山形県に生まれ、エドヒガンの古木群に魅せられながら育つ。1999年東京大学医学部卒業、東京大学医学部精神神経科入局。2003年杏林大学医学部精神神経科学教室。2011年文教大学人間科学部臨床心理学科准教授。2016年~現在、文教大学人間科学部臨床心理学科教授。2017年~現在、恵比寿にて個人開業。専門、精神分析・力動精神医学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろか

12
こりゃ最高の一冊です。とてもわかりやすい。かなりかなりおすすめです。メンタライゼーションを学ぶなら、まずこれから、という感じです。2021/06/06

kana

10
付箋を貼る手が止まらなかった。業界内では有名とされる理論にも簡単な説明があり、一般人の私でも苦労せず読み進められた。例えも分かりやすい。養育者から子供へのメンタライゼーションが正しすぎると、「なんで分かってくれないんだ」と何も言わなくても他者が全て察して理解してくれることが当たり前だと考えるようになってしまう。しかし間違ったメンタライゼーションをされてケアされないままだと、よそ者的自己が生まれて自分自身を攻撃するようになる。2022/08/31

okaching

5
とてもわかりやすかった。メンタライゼーションは素敵。人が変わる時は過去ではなく未来を向いてる時と感じる。その時どう考え、どう思ったか。どんな偏った考えを持っていたか。信頼ある人から違った視点や違った考えを告げられ、健全な人の考え方を知っていく。そこには過去の傷つきなどはなく、未来に向けたやり取りがある。勿論支援者にはその人を理解、支援するために過去は必要。支援者と心を通わせる事でエネルギーを得て、考え方を学んでいく。子育ても一緒な気がする。2021/12/26

ソーシャ

3
境界性パーソナリティ障害に対する心理療法として知られるメンタライゼーションに基づいた治療/療法(MBT)のわかりやすい入門書。日常的な事例を混じえつつ、メンタライゼーションやよそ者自己といったMBTのキーコンセプトや実際の介入方法の説明をしながら、一つの人の心の解釈の方法を提示しています。心理職でなくても、他人との関わり方についての提案として読める本ですが、ところどころ出てくる著者の臨床に対するスタンスが見どころの一つだと思います。2022/05/14

いとう

2
説明だけでなく提示される具体例もよく、とても分かりやすい。歴史変遷も紹介(詳解)されているため、他の精神分析理論との異同も身に染みるようにわかる。 p55葛藤無き患者に安全な葛藤を感じてもらうための技法 p128精神分析の転移解釈には治療者の自惚れがあるが、メンタライゼーションの(転移)解釈には『謙虚さ』がある。というのも、他者は『分かりえない存在である』(not-knowable)を前提としているからである。2022/03/28

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