出版社内容情報
環境を整え、表出を受け止め、対話を重ねる――強度行動障害の本人と周囲の幸福に向けて、様々な支援者や家族の経験をまとめた本。
内容説明
ひとりにしない、ひとりでしない。強度行動障害を脱け出すために大切なのは、当事者、家族、支援者が立場を超えて対話すること。さまざまな人のさまざまな経験、そして希望のヒントがつまった本。
目次
1 思春期以前(強度行動障害の背景にあるもの、予防のための工夫;強度行動障害の予防とコミュニケーション支援;教育領域における強度行動障害の予防 ほか)
2 思春期~青年期(対話を止めるな―人権侵害が行動障害を生む;しくじり思春期―母子分離の重要性;重度知的障害者の自立生活とパーソナルアシスタンス ほか)
3 成人期~高齢期(成人期から高齢期の強度行動障害の問題;成人期~高齢期の支援について思うこと―行政の経験を踏まえて;強度行動障害支援における医療と福祉の連携 ほか)
著者等紹介
日詰正文[ヒズメマサフミ]
国立重度知的障害者総合施設のぞみの園研究部長。言語聴覚士。厚生労働省障害保健福祉部発達障害対策専門官等を経て現職
吉川徹[ヨシカワトオル]
愛知県医療療育総合センター(旧・愛知県心身障害者コロニー)中央病院子どものこころ科(児童精神科)部長、あいち発達障害者支援センター副センター長。児童精神科医。愛知県立城山病院医員、名古屋大学医学部附属病院親と子どもの心療科助教等を経て現職
樋端佑樹[トイバナユウキ]
信州大学医学部子どものこころの発達医学教室特任助教、かとうメンタルクリニック。子どもと大人の精神科医。初期臨床研修と後期研修を過ごした佐久総合病院で地域医療、リハビリテーションを学ぶ。そのころ発達障害に出会う。安曇総合病院(現・北アルプス医療センターあづみ病院)精神科で強度行動障害に巻き込まれ、信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部ほかで児童精神と発達を学び現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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