出版社内容情報
年齢に関係なく、脳を若く保つ術が最近の脳研究でわかってきた。脳神経の可塑性をキーワードに脳に良いこと、悪いことを解説する。
内容説明
脳は成長しつづける。「脳神経の可塑性」をキーワードに、脳を若く保つ方法を学ぶ。
目次
第1部 老いても成長する脳(神経の可塑性について;食物が脳を変える;眠りが記憶力を高める;運動・スポーツが脳を変える)
第2部 トレーニングで脳を変える(達人や名人の脳;アスリートの脳;音楽と脳;バイリンガルの言語脳は二倍になるのか)
第3部 習慣は「良いも、悪いも」脳でつくられる(習慣はどのように形成されるか;確かめるのもほどほどに;ダイエットで脳も変わる;ゲームのやりすぎで脳が変化する)
第4部 精神鍛錬は脳を変える(認知訓練は脳を変える;精神療法は脳を変える;高僧の脳)
著者等紹介
切池信夫[キリイケノブオ]
大阪市立大学名誉教授。浜寺病院名誉院長。1971年3月、大阪市立大学医学部卒業。1979年1月、米国ネブラスカ州立大学医学部薬理学教室。1982年10月、大阪市立大学医学部講師(神経精神医学)教室。1992年7月、同助教授。1999年5月、同教授。2012年同大学名誉教授。2008~2014年日本摂食障害学会理事長。専門:摂食障害(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ノリピー大尉
3
脳は、生涯を通じて環境の変化に適応するため機能と構造を変え続けることができる。また自分の脳は、努力の継続によって変えることができる。 向上させたいスキルや、変えたい習慣があるのであれば、ゴールをイメージして、面倒でも毎日少しずつ行動するればいい。マインドフルネスは、不安を軽減し、感情の調整が機能するようになるので、目標達成のため合わせて実践してみたい。2023/10/09
Go Extreme
1
老いても成長する脳: 神経の可塑性 食物 眠り 運動・スポーツ トレ-ニングで脳を変える 達人や名人 アスリート 音楽 バイリンガルの言語脳・2倍 習慣は良いも、悪いも脳でつくられる 習慣形成 確かめるのもほどほどに ダイエット ゲ-ムのやりすぎ 精神鍛錬 認知訓練 精神療法 高僧の脳2021/07/06
TATTYA
0
継続と習慣は脳も変える。2023/12/14
かー
0
脳は使えば使うほどよくなる。それは高齢者でも同じ。勇気づけられる本だった。まさにやる気と行動次第。何をしたら脳が変わるのか。スポーツをしている人の脳はどうなっているのか。 脳の変化に照準を置いた本であった。 個人的には認知症の部分の記述が多いと思っていたが少なく残念だった。 専門的に学びたい人にはお勧めだろう。2021/01/28
aochama
0
脳の可塑性は、年齢を問わずにあり、よい習慣を身につければ、脳を若く保て、伸び代も確保できるという希望の持てる内容を、科学的実験結果を根拠に説明します。塵も積もればで日々の努力が大事なんですね。張り合いがでてきました(^_^) てことは、悪い習慣を身につけるとその逆になるわけですなΣ( ̄□ ̄;)2021/01/20
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