出版社内容情報
子ども一人ひとりに潜む活力や可能性を湧出させる(エンパワメント)ために、脳科学・行動科学・進化人類学など最新知見を紹介。
内容説明
早期のサポートが、子どもの成長・教育にポジティブな効果をもたらすことが科学的に(調査・研究)わかってきました。たとえば…「貧困」「いじめ」「虐待」への適切な支援、「ほめられること」で社会性がのびる、独特な「体験世界」への理解、日常生活の「質」をよくしていくコツ。「みらいエンパワメントカフェ」に参加しませんか?
目次
みらいエンパワメント!
第1部 未来をつむぐエンパワメント(エンパワメント科学とは何か―みらいを元気にする仕掛けを理解するための新しい枠組み)
第2部 脳科学がひらく世界(創造性を育むために大切なこと―脳科学の視点から;子どもを「ほめ」て育てるということ―脳科学からのアプローチ)
第3部 進化と発達は語る(ふたごが語る生命のふしぎ―人間・遺伝・進化;発達研究における出生コホート研究の意義)
第4部 みんなちがってみんないい(幼児教育の現状と今後;発達ショーガイの子どもが輝くために;ちょっと気になる子を豊かに育てる保育)
子どもたちの豊かな未来に向けて
著者等紹介
安梅勅江[アンメトキエ]
筑波大学医学医療系国際発達ケア:エンパワメント科学研究室教授。専門はエンパワメント科学、生涯発達ケア科学。国際保健福祉学会(Systems Sciences for Health Social Services,SYSTED)会長、日本保健福祉学会会長、公益財団法人生存科学研究所理事。科学技術振興機構社会技術開発センター運営評価委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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