精神科外来シリーズ<br> 時代が締め出すこころ

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精神科外来シリーズ
時代が締め出すこころ

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784535984417
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C3047

出版社内容情報

精神科外来シリーズ第3弾。時代が生んだ精神医学の肥大化。広汎性発達障害、薬物療法などについても、小さな精神医学をめざす。

第一章 今、何が起こっている?
  一 異質な人が生きにくい社会 
  二 私は病ですか?――アスペルガー症候群と統合失調症 
  三 理解不能な行動?――二つの自殺企図 
  四 職人という生き方 
  五 ひどい医者だ!――パーソナリティ障害 
  六 リゾート地からやってきた「うつ」女性 
  七 「病気の症状」と「人生の悩み」 
第二章 空気が読めないのは悪いこと?――広汎性発達障害とは何か
  一 失われる「こころ」の可能性――診断基準をめぐって 
  二 子どもの頃は普通でした 
  三 表裏のなさ 
  四 姿を変える子どもたち 
  五 増え続ける有病率――時代が生み出す「病」 
  六 危機的な時に広汎性発達障害らしくなる 
  七 コミュニケーション能力の時代 
第三章 薬物療法への問い
  一 薬への幻想 
  二 薬が人を追い詰める 
  三 病気を完成させる薬 
  四 薬を飲ませたくない理由 
  五 薬に縛られるな 
第四章 こころを見つめなおす
  一 地元では「不適応」、島では人気者 
  二 私は真直ぐに生きるんだ 
  三 流れを変えた一言 
  四 うつ病に救われました 
  五 人生の荷物を降ろす 
  六 秘められた力を掘り起こす 
第五章 何が求められているのか?
  一 障害観を再考する 
  二 外から目線――視点の変化がもたらすもの 
  三 話をきちんと聞くこと 
  四 新しいネットワークを作る 
  五 大きな人生の流れから見る 
    参考文献 
    おわり

青木省三[アオキ ショウゾウ]
川崎医科大学精神科学教室主任教授

内容説明

精神医学の肥大化に歯止めをかけ、小さな精神医学をめざす。

目次

第1章 今、何が起こっている?(異質な人が生きにくい社会;私は病ですか?―アスペルガー症候群と統合失調症 ほか)
第2章 空気が読めないのは悪いこと?―広汎性発達障害とは何か(失われる「こころ」の可能性―診断基準をめぐって;子どもの頃は普通でした ほか)
第3章 薬物療法への問い(薬への幻想;薬が人を追い詰める ほか)
第4章 こころを見つめなおす(地元では「不適応」、島では人気者;私は真直ぐに生きるんだ ほか)
第5章 何が求められているのか?(障害観を再考する;外から目線―視点の変化がもたらすもの ほか)

著者等紹介

青木省三[アオキショウゾウ]
1952年広島市生まれ。1977年岡山大学医学部卒業。1993年岡山大学神経精神医学教室助教授。1997年川崎医科大学精神科学教室教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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