内容説明
杉山発達障害学の嚆矢「自閉症の内的世界」をはじめ、初期の学術的著作全10本を収載。
目次
第1部 自閉症の精神病理(自閉症の内的世界;自閉症に見られる特異な記憶想起現象―自閉症のtime slip現象;発達障害の臨床における描画の意味―自閉症の描画を中心に;自閉症と「心の理論」;コミュニケーション障害としての自閉症)
第2部 自閉症への治療と援助(自閉症児への精神療法的接近;自閉性障害への治療;自閉症の就労をめぐる臨床的研究;自閉症と自閉症への療育;自閉症の青年期・成人期)
著者等紹介
杉山登志郎[スギヤマトシロウ]
1951年静岡市に生まれる。1976年久留米大学医学部卒業。久留米大学医学部小児科、名古屋大学医学部精神科、静岡県立病院養心荘、愛知県心身障害者コロニー中央病院精神科医長、カリフォルニア大学留学、名古屋大学医学部精神科助手、静岡大学教育学部教授、あいち小児保健医療総合センター保健センター長を歴任。現在、浜松医科大学児童青年期精神医学講座教授。日本小児精神神経学会常務理事。日本乳幼児医学・心理学会理事。日本トラウマティック・ストレス学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。