うつ病の行動活性化療法―新世代の認知行動療法によるブレイクスルー

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  • サイズ A5判/ページ数 277p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784535983182
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C3011

内容説明

認知療法から行動活性化療法へ。うつ病のトラップから抜け出し、充実した生活に導くための秘訣がここにある。世界で話題になった行動活性化療法マニュアルの待望の翻訳書。

目次

第1部 行動活性化―古いものと新しいもの(内的原因を探す;行動活性化療法の骨子;文脈的アプローチ)
第2部 治療法としての行動活性化―行動活性化療法(行動活性化療法の原則とエッセンス;行動活性化療法をはじめる;行動活性化療法に取り組む―生活の文脈からうつ病を捉える;行動活性化療法で用いられる技法;行動活性化療法の実践例)
第3部 課題と今後の方向性(行動活性化療法に生じうる問題と今後の方向性;結論)

著者等紹介

マーテル,クリストファー・R.[マーテル,クリストファーR.][Martell,Christopher R.]
1988年にホフストラ大学博士(臨床・学校心理学)取得。ベック認知療法研究所(The Beck Institute for Cognitive Therapy and Research)研究員を経て、現在、ワシントン大学精神医学・行動科学部および心理学部の臨床准教授

アディス,ミッシェル・E.[アディス,ミッシェルE.][Addis,Michael E.]
1995年にワシントン大学博士(臨床心理学)取得。クラーク大学心理学部准教授を経て、現在、同学部の教授

ジェイコブソン,ニール・S.[ジェイコブソン,ニールS.][Jacobson,Neil S.]
ワシントン大学心理学部の前教授(1999年6月死去)。行動療法の理論と実践における専門家であり、行動的カップルセラピーの提唱者。200以上の論文と11冊の本を執筆

熊野宏昭[クマノヒロアキ]
石川県生まれ。心療内科医、臨床心理士。1985年に東京大学医学部卒業、1995年に東京大学博士(医学)取得。東京大学心療内科医員、東北大学大学院医学系研究科人間行動学分野助手、東京大学大学院医学系研究科ストレス防御・心身医学(東京大学医学部附属病院心療内科)助教授・准教授を経て、2009年4月から早稲田大学人間科学学術院教授

鈴木伸一[スズキシンイチ]
東京都生まれ。専門行動療法士、医療心理士、臨床心理士。2000年に早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了、博士(人間科学)取得。岡山県立大学保健福祉学部専任講師、広島大学大学院心理臨床教育研究センター助教授、早稲田大学人間科学学術院准教授を経て、2010年4月から同教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くらすけ

11
大阪なおみさんや皇族の方の報道で日本ではメンタルルスへの関心上がった気がします。一方で本書の序盤にあるような鬱の複雑性に対する理解や有効な心理療法への理解は深くない気がします… 鬱は普遍的だからこそ、セラピストに限らず、メンタルヘルスに関心のある人には読んでほしい本です2021/12/27

ひろか

5
すばらしい。第三世代の行動療法としての行動活性化。 うつを行動分析的に捉える。 読みやすく書かれているが、それでも読み解くには力が必要。早速、再読開始。2011/07/18

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