出版社内容情報
認知/行動療法の根幹を担う行動分析の基礎を、ABC理論にもとづいて懇切丁寧に解説。真の理解と実践のための新たなる入門書。
目次
イントロダクション―行動主義という土台の上に:認知/行動療法、行動的心理療法、そして機能的文脈主義
第1部 行動を記述する(問題を行動のカタチ(形態)から捉える―「問題」とは何か?
行動を観察する―いつ、どこで、どれくらい? ほか)
第2部 行動を理解する(レスポンデント条件づけ―古くて新しい原理;オペラント条件づけ(4つの随伴性と消去;刺激性制御) ほか)
第3部 行動を変える(機能分析―行動の分析と優先事項;行動変容へ向けての会話―臨床的な協力関係を築くには? ほか)
著者等紹介
ランメロ,ユーナス[ランメロ,ユーナス][Ramner¨o,Jonas]
1989年から公認心理士として働き、1995年に心理療法家のライセンスを取得。現在、ストックホルム大学(スウェーデン、ストックホルム)心理学科助教授。幅広い臨床経験を有し(主として不安障害、気分障害のトリートメント)、一般の病院臨床と個人開業の両方の経験を有する。1998年から、学生や心理士に対する臨床的なスーパーバイザーをしながら、大学では臨床心理学の講義を担当している。2005年に「広場恐怖症をもつパニック障害に対する行動的トリートメント―トリートメント・プロセスと変化の決定要因」(Behavioral Treatment of Panic Disorder with Agoraphobia:Treatment Process and Determinants of Change)という学位論文でPh.D.を取得
トールネケ,ニコラス[トールネケ,ニコラス][T¨orneke,Niklas]
精神科医。1991~1998年、Kalmar(スウェーデンの南西にある彼のホームタウン)で、一般精神医学科の上級精神科医として勤務。1998年から個人開業。1996年に心理療法家のライセンスを取得し、もともとは認知療法家としての訓練を受けた。1998年から、主として「アクセプタンス&コミットメント・セラピー」(Acceptance and Commitment Therapy)を実践している(スーパーバイズも含む)。臨床的経験は、統合失調症といった精神医学的な障害から、一般的に広く生じる不安障害・気分障害までと幅広い
松見淳子[マツミジュンコ]
関西学院大学文学部総合心理科学科教授、米国ホフトラ大学名誉教授。1978年、米国ハワイ大学大学院博士課程心理学科卒業。Ph.D.(臨床心理学)
武藤崇[ムトウタカシ]
立命館大学文学部人文学科心理学専攻准教授。1998年、筑波大学大学院博士課程心身障害学研究科修了。博士(心身障害学)
米山直樹[ヨネヤマナオキ]
関西学院大学文学部総合心理科学科准教授。2000年、金沢大学大学院博士課程社会環境科学研究科修了。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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