内容説明
患者・家族のための、治療と研究の最前線!パニック障害を確実に治すための最新知識。薬物療法・認知行動療法を中心にパニック発作を抑え、不安を打ち消していくさまざまな方法を紹介。
目次
1 パニック障害とはどんな病気か(パニック障害とは;パニック障害の症状 ほか)
2 パニック障害の原因(パニック障害とはなにか;パニック障害とはどのように発病するのか ほか)
3 パニック障害の薬物療法(パニック障害の薬物療法の基本;治療ガイドラインに沿った薬物療法 ほか)
4 患者・家族で取り組む認知行動療法(パニック障害のAさん;パニック障害を取り巻く三つの悪循環 ほか)
5 パニック障害とのつきあい方(パニック障害についての復習;パニック発作を起こさせないことが重要 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
恋
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2008年出版と、10年以上前の本である点は留意が必要だが、著者はパニック障害について造詣が深い専門医4名。各章で、パニック障害を患うとどのような脳機能の障害が起こるのか、服薬についてどのような選択肢が最善であり、どこまで科学的に明らかになっているのか、薬物療法がなぜ有効であるかの説明、各種薬の詳しい解説、認知行動療法やエクスポージャー法など薬を使わない治し方、または併用した治療法を丁寧かつ平易に書いてある。特段の知識がなく読めるパニック障害の本である。初めの一冊に丁度良い知識量で、援助者が読むにも最適。2019/03/23
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