目次
1章 持てる者、持たざる者
2章 生活習慣が犯人か
3章 「貧しき」を豊かにする
4章 「相対的」とは何か
5章 誰に責任があるのか
6章 ホーム・アローン
7章 互いを信ずる
8章 ロシアの消えた男たち
9章 親たちの苦悩
10章 道徳的義務と結論
著者等紹介
マーモット,マイケル[マーモット,マイケル][Marmot,Michael]
ロンドン大学疫学・公衆衛生学教授、国際健康社会研究所所長、英国最適医療研究所研究開発委員会委員長、世界保健機構「健康の社会的決定要因に関する委員会」議長などを務めている。長年に渡り健康の社会格差に関する疫学研究領域をリードしてきた。2004年には国際的な科学者に与えられるバルザン賞を受賞
鏡森定信[カガミモリサダノブ]
富山大学医学部保健医学教授
橋本英樹[ハシモトヒデキ]
東京大学医学系研究科公共健康医学専攻教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Koichiro Minematsu
57
何故にこの本を選んだのか思い出せません。ステータスという言葉に惹かれただけかもしれません。読み終えて思うのは、子供、教育、仕事、健康。私の今を形成しているワードの全てが科学的に書かれていた。深いところにあるのは不平等。次の読みたい本も見つかった。かく言う私も3歳からシングルマザーの家庭でしたが、これまで31年間の私の6人家族は今もこのステータス症候群に陥らないように生きている気がします。最後にハウツー本でないと書き記すところが筆者のメッセージだと思った!2022/11/23
takao
3
ふむ2022/12/28
メルセ・ひすい
0
9-44 赤43 訳者・富山大が多い・・ 社会的環境と健康の関係を分析する。 健康という字=定義が不明確で一般には使用されているが、医師が使用すべきでないのでは?? 日本人の全体的に良好な健康状態と深く関係している日本社会の連帯的な性質が、いま失われつつある。社会格差とその健康影響研究の第一人者が、緻密な論理と実証データから先進国の健康格差の深刻さを検証する。健康とは?メタボ検診・健診? 「病気になるのは個人の責任」?? 経済的社会的環境のせいなんでは?2008/01/18
惰性人
0
社会的地位と健康状態に相関があることをさまざまなデーターで実証しています。おそろし。2008/07/17
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- 和書
- ラスボスに負けても