内容説明
少子化と高齢化が、急速に進むなかで、とくに少子化が、女性のからだにさまざまな痛みをともなって進行し、人生の質をとても低くしています。本書は、女性を悩ます病気と痛みの原因を解き明かし、病気や痛みをうまく避けて、快適な人生を送るための方策を、女性の視点で女性のために語ります。
目次
1章 命の継承―産むこと、産まないこと
2章 生命のバトンを託された女性のからだ
3章 痛みのメカニズム
4章 女性の痛み
5章 経口避妊薬ピル―賢いライフスタイルを選ぶために
6章 子宮がん・乳がんとがんの痛み
7章 健康で快適な人生を送るために
著者等紹介
半場道子[ハンバミチコ]
東京医科歯科大学・大学院医歯学総合研究科分子神経生物学分野に所属。医学博士。静岡県立大学薬学部卒業後、群馬大学医学部助手、昭和大学歯学部講師を務めながら、難治性疼痛の研究を続ける。現在は、痛覚の中枢神経機序について東京大学医学部と共同研究するほか、福島県立医科大学客員講師として、腰痛など臨床上の痛みと取り組んでいる
対馬ルリ子[ツシマルリコ]
産婦人科医。医学博士。弘前大学医学部卒業後、東京大学医学部、都立墨東病院周産期センター、女性のための生涯医療センターなどを経て、02年にウィミンズ・ウェルネス銀座クリニックを開院。「女性医療ネットワーク」を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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