患者満足度―コミュニケーションと受療行動のダイナミズム

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  • サイズ A5判/ページ数 168p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784535982277
  • NDC分類 490.14
  • Cコード C3047

内容説明

「患者中心の医療」を実践するにあたって、「患者満足度」を“医療の質”と“経営の質”の双方の媒介項となるアウトカム指標としてきわめて有用であることを具体的なデータをもとに整理した。患者満足度調査の調査手法や分析手法についても体系的に整理して、実施するさいの簡単な手引きとしてもらえるようなテクニカルな内容もカバーした。さらに、医師が自らの診療サービスを客観的なアウトカム指標で評価することによって、メディカル・プロフェッショナルとしての本来の「実力、腕」を明確にし、それをよりどころとして新しい医療の道を進むにはどうしたらいいかという点も考察した。

目次

第1章 対話で患者をよべ!
第2章 科学的な医療経営
第3章 患者中心の医療
第4章 患者満足度とは何か
第5章 受療行動のダイナミズム
第6章 コミュニケーションを科学する
第7章 患者満足度調査の実際
第8章 医師と患者の新しい姿

著者等紹介

前田泉[マエタイズミ]
1963年生まれ。東北大学卒。英国国立レスター大学経営学修士課程修了。外資系製薬会社にてマーケティング(市場調査、プロダクトプランニング、eビジネス、患者向け疾病啓発など)に従事後、現在、医療専門の市場調査会社ティー・エムマーケティング(株)に勤務。新規事業部長。NPO日本インターネット医療協議会運営委員、日本プライマリ・ケア学会員

徳田茂二[トクダシゲジ]
1967年生まれ。明治大学卒。横浜国立大学経営学修士課程修了。大手市場調査会社にて内外の一流企業(飲料、食品、トイレタリ、薬品)の市場調査プロジェクトに従事。近年は、疾病の疫学調査、患者調査を多数手がける。現在、ティー・エムマーケティング(株)チーフマネージャー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろか

1
患者満足度をあげるには、医師と患者のコミュニケーションが大切ということ。 2011/11/16

ニョンブーチョッパー

0
2009/04/27

Kayo Miyashita

0
数ある患者満足度の調査項目の中で、治療の効果や看護師の接遇などを抑え、医師の対応(話しやすさやわかりやすさ)が多くの患者の心を捉えていることが書かれています。評価を高めるのは簡単な筈で、しかし一番実現が難しそうなのが残念です。2018/03/15

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