出版社内容情報
恐怖とシャイネスの概念および発達問題、その内分泌学と神経基盤の議論をふまえ、社会不安障害治療を心理学者・精神科医が論ずる。
目次
1 幼少期の恐怖とシャイネス―概念的、生物学的、発達学的考祭(行動抑制の概念;幼少期のシャイネスの個人差―恐怖シャイネスと自意識シャイネスの違い;幼児における愛着と気質と副腎皮質機能 ほか)
2 恐怖の内分泌学的・神経学的基礎―極度の恐怖の理解と発達の成果(行動抑制における神経機構と個体差の発現;恐怖の根底にある神経回路;恐怖と不安の神経内分泌調節 ほか)
3 発達の成果と治療見通し(シャイネスとシャイネス症候群の経過;青年期・成人期におけるシャイネスのタイプ;恐怖やシャイネスの一要因としての高感受性―予備的研究と臨床上の意義 ほか)
著者等紹介
シュミット,ルイス・A.[シュミット,ルイスA.][Schmidt,Louis A.]
Maryland大学Ph.D。MacMaster大学心理学助教授
シュルキン,ジェイ[シュルキン,ジェイ][Schulkin,Jay]
Pennsylvania大学Ph.D。Georgetown大学生理学/生物物理学教授
貝谷久宣[カイヤヒサノブ]
監訳者。名古屋市立大学医学部卒。マックス・プランク精神医学研究所留学。医療法人和楽会理事長および不安・抑うつ臨床研究会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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