パニック障害―病態から治療まで

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  • サイズ B5判/ページ数 305p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784535981867
  • NDC分類 493.74
  • Cコード C3047

出版社内容情報

《内容》 パニック障害は非常に患者数の多い精神神経疾患であるにもかかわらず、脳内メカニズムなどまだ知られていないことが多い。本書は、精神医学・心理学双方の世界的エキスパートの執筆による最新かつ最も標準的なテキスト    

《目次》
1 不安神経症、パニック障害、それとも……
2 パニック障害の疫学、comorbidityと遺伝
3 パニック障害:経過、病因、予後
4 パニック障害の医療経済学的観点
5 パニック障害の脳内機構とサーキット
6 パニック障害と呼吸の関連についての現在の知見
7 パニック障害の心理学的理論
8 パニック障害の身体医学的局面と身体疾患との関連
9 三環系抗うつ薬とMAO阻害剤による治療
10 ベンゾジアゼピンによる治療 
11 パニック障害におけるSSRI
12 その他の薬物療法および増強療法
13 パニック障害の心理療法
14 概括と将来の展望

内容説明

本書は、パニック障害の問題に興味を抱いているすべての読者を対象にしている。本書には、臨床に携わる人々のための臨床診断や治療に関する情報がふんだんに盛り込まれている。また、この領域における研究によって明らかにされつつあることがらの現時点における概観もなされており、まだ広くは知られていないがしかし重要な最新の生物学的発見の数々もとりあげられている。さらに本書は、その領域の世界的リーダーが担当した心理学的理論と治療に関するいくつかの章も備えている。

目次

不安神経症、パニック障害、それとも…
パニック障害の疫学、comorbidityと遺伝
パニック障害:経過、病因、予後
パニック障害の医療経済学的観点
パニック障害の脳内機構とサーキット
パニック障害と呼吸の関連についての現在の知見
パニック障害の心理学的理論
パニック障害の身体医学的局面と身体疾患との関連
三環系抗うつ薬とMAO阻害剤による治療
ベンゾジアゼピンによる治療
パニック障害におけるSSRI
その他の薬物療法および増強療法
パニック障害の心理療法
概括と将来の展望

著者等紹介

ナット,デービッド・J.[ナット,デービッドJ.][Nutt,David J.]
ブリストル大学医科学校精神薬理学科

バレンジャー,ジェームズ・C.[バレンジャー,ジェームズC.][Ballenger,James C.]
南カロライナ医科大学精神医学・行動科学科

レピーヌ,ジャン‐ピエール[レピーヌ,ジャンピエール][L´epine,Jean‐Pierre]
Fernand Widal病院

久保木富房[クボキトミフサ]
1945年東京都生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部附属病院分院医局長、同講師・助教授などを経て、現在、東京大学大学院医学系研究科ストレス防御・心身医学教授。日本心身医学会理事

井上雄一[イノウエユウイチ]
1957年兵庫県生まれ。鳥取大学医学部博士課程修了。鳥取大学医学部講師を経て、現在、順天堂大学医学部講師
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