人は誰でも間違える - より安全な医療システムを目指して

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  • サイズ A5判/ページ数 273p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784535981751
  • NDC分類 498.12
  • Cコード C3047

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

16
アメリカで1年間に医療ミスで亡くなる人が、4万人とも9万人ともいわれているそうです。航空機の安全性にはうるさいのに、医療ミスに関してはそれほど騒がれないのは、目の届かないところで起きていることだからでしょうか。特に麻酔時のミスの8割以上がヒューマンエラーに起因するとも言われているそうで、システムとして人に判断させることの限界を痛感します。失敗も間違いもあり得るのですが、それがなぜ起きたのか、どうすれば再発しないかを真剣に考えない限り、同じ過ちが繰り返されます。どうすれば防げるのでしょうか…。2020/02/08

しょうご@ケアマネ勉強中

2
安全という、医療や介護の現場で当然のように求められているもの。でもそれを達成するのはとても骨の折れる事で。今でも医療ミスや施設内虐待のニュースが流れる。安全を達成するのに大切なのは、まずエラーの情報を吸い上げること(いわゆるヒヤリハット報告)。そしてそれを分析しフィードバックすることに人手と時間を割くことである。だが、どんな情報を吸い上げるのか、どういう風にそれを分析し、改革していくのかに関しては職場での教育を継続していくことが大切だと思った。危険を感じるアンテナを育てることが安全に繋がっていくと思った。2013/11/27

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