日評ベーシック・シリーズ<br> 全訂 ロジャーズ―クライアント中心療法の現在 (全訂)

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日評ベーシック・シリーズ
全訂 ロジャーズ―クライアント中心療法の現在 (全訂)

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  • サイズ A5判/ページ数 270p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535806535
  • NDC分類 146.8
  • Cコード C3311

出版社内容情報

クライアント中心療法の大家・ロジャーズ理解の決定版が装い新たにNBSで再刊。いまに生きるロジャーズをあますところなく解説。

はじめに……………村瀬孝雄 

  フォーカシングからみた来談者中心療法………………………村瀬孝雄 

[Part・1]基礎――中核条件をめぐって
 [事例を通じて]
  ロジャーズとクライアントたち…………………………………伊藤義美 
  ――ハーバート・ブライアン、グロリア、キャシー、ジャン
 [困難な病態を通じて]
  クライアント中心療法と統合失調症――中核条件のありか…岡 昌之 
 [一致]
  治療者の純粋性について――非行臨床から得られた知見……羽間京子 
 [受容]
  アタッチメントとしての心理療法の6条件……………………菅村玄二 
 [共感]
  「共感的理解」とは何をどのように理解することなのか?…小林孝雄 
  ――そしてリフレクションの復権
 [プレゼンス]
  プレゼンス……………………………………………岡村達也・保坂 亨 
  ――治療者の「もう1つの態度条件」をめぐって
 [エビデンス]
  リサーチ・エビデンスから見たパーソン中心療法……………岡村達也 

[Part・2]展 開
 [エンカウンター・グループ]
  エンカウンター・グループ………………………………………下田節夫 
 [フォーカシング]
  ロジャーズからフォーカシングへ………………………………近田輝行 
  ――セラピーをより効果的にするために
 [プリセラピー]
  プリセラピー…………………………………………岡村達也・保坂 亨 
  ――パーソン中心療法の第1条件(心理的接触)をめぐって 

[Part・3]比較と対照
 [支持療法]
  心理療法の基底をなすもの――支持的心理療法の場合………滝川一廣 
 [精神分析]
  クライアント中心療法と精神分析………………………………岡村達也 
   ――「ロジャーズとコフート」試論    
 [ナラティヴ]
  ナラティヴ・プラクティスとPCA……………………………無藤清子 
  ――マイケル・ホワイトとカール・ロジャーズの比較と対照
 [マインドフルネス]
  クライアント中心療法とマインドフルネス……………………越川房子 
 [神経科学]
  神経科学から見たクライアント中心療法………………………岡村達也 

[Part・4]動 向
  日本におけるクライアント中心療法……………………………坂中正義 
  ――2000年以降の文献史を中心に
  クライアント中心療法の国際的動向……………………………日笠摩子 
  カール・ロジャーズ――その普遍性と孤独…………………村瀬嘉代子 


[クライアント中心療法/雑感]
  コトバ・イメージ・実体験……………………………………神田橋條治 
  人間への限りない信頼と臨機応変の態度や生き方……………田畑 治 
  めったに実現されない“理想”――精神科医の立場から……成田善弘 
  ロジャーズと日本…………………………………………………都留春夫 
  ロジャーズ・ストロロウ・コフート……………………………丸田俊彦 
  ――精神分析の立場から
  クライアント中心療法から出立して……………………………氏原 寛 
  深い含蓄を含んだ方向性…………………………………………山中康裕 
  ――分析心理学の立場から
  ロジャーズとの接触から学んだこと……………………………畠瀬 稔 
  ロジャーズの魅力…………………………………………………村山正治 
  ――21世紀の心理療法・人間科学の方向性について


  あとがき……………村瀬嘉代子

【著者紹介】
故人

目次

1 基礎―中核条件をめぐって(事例を通じて ロジャーズとクライアントたち―ハーバート・ブライアン、グロリア、キャシー、ジャン;困難な病態を通じて クライアント中心療法と統合失調症―中核条件のありか;一致 治療者の純粋性について―非行臨床から得られた知見;受容 アタッチメントとしての心理療法の6条件;共感 「共感的理解」とは何をどのように理解することなのか?―そしてリフレクションの復権;プレゼンス プレゼンス―治療者の「もう1つの態度条件」をめぐって;エビデンス リサーチ・エビデンスから見たパーソン中心療法)
2 展開(エンカウンター・グループ エンカウンター・グループ;フォーカシング ロジャーズからフォーカシングへ―セラピーをより効果的にするために;プリセラピー プリセラピー―パーソン中心療法の第1条件(心理的接触)をめぐって)
3 比較と対照(支持療法 心理療法の基底をなすもの―支持的心理療法の場合;精神分析 クライアント中心療法と精神分析―「ロジャーズとコフート」試論;ナラティヴ ナラティヴ・プラクティスとPCA―マイケル・ホワイトとカール・ロジャーズの比較と対照;マインドフルネス クライアント中心療法とマインドフルネス;神経科学 神経科学から見たパーソン中心療法)
4 動向(日本におけるクライアント中心療法―2000年以降の文献史を中心に;クライアント中心療法の国際的動向)

著者等紹介

村瀬孝雄[ムラセタカオ]
1930年生まれ。東京大学文学部卒業。東京大学教育学部助手、国立国府台病院、国立精神衛生研究所、立教大学教授、東京大学教育学部教授を経て、学習院大学文学部教授。日本心理臨床学会理事長、日本内観学会会長等歴任。フォーカシングを日本に導入したほか、内観療法・森田療法など、日本の心理療法に関心を持った。臨床心理士。(1998年逝去)

村瀬嘉代子[ムラセカヨコ]
1959年、奈良女子大学文学部卒業。1959~65年、家庭裁判所調査官(補)。この間、カリフォルニア大学大学院バークレイ校留学。1965年、大正大学カウンセリング研究所講師。1984年より同助教授を経て、1987年同教授。1993年、同大学同大学院臨床心理学専攻教授。現在、大正大学客員教授(名誉教授)、北翔大学大学院教授。博士(文学)、日本臨床心理士会会長、日本心理研修センター理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かがみ

0
来談者中心療法の教科書というより、色んな立場の人がロジャーズについて語るといった雰囲気。リフレクションをオウム返しと思っている人にお勧め。2015/11/26

Ami Salon

0
ロジャーズのクライアント中心療法について解説した本です。 難易度:★★★★☆ 明るさ:★★★☆☆ クライアント中心療法の現在:★★★★★2024/01/23

なっしー

0
ロジャーズのPCAをテーマにして、各々の先生が自身の領域を通して見たPCAについて語っている。ロジャーズは科学的であり続けようとした人だし、晩年は1対1から世界平和という地球全体へと思想を広げていった。間違いなく今のカウンセリングに大きな影響を及ぼしたし、それが他の領域にまで及んでいる。一方で、さまざまな誤解も生まれ日本ではやたら傾聴共感といったものが独り歩きしてしまったのも事実なのだと思う。著書の中で”プリセラピー”については初めて知ったが、これは現在の世の中にもっと活用されても良いように思う。2022/02/20

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