日評ベーシック・シリーズ<br> 精神科治療の覚書 (新版)

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日評ベーシック・シリーズ
精神科治療の覚書 (新版)

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  • サイズ A5判/ページ数 335p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784535806511
  • NDC分類 493.72
  • Cコード C3347

出版社内容情報

説得力ある記述と、実践からにじみでた機智と洞察、治療の曲折を語ってなお医療の本質にせまるロング&ベスト・セラー待望の新版化

精神病院とダムの話



身体のリズムと睡眠のリズム



回復のリズムと治療のリズム



治療の滑り出しと治療的合意



服薬の心理と合意



発病の論理と寛解の論理



治療のテンポと律速過程



急性精神病状態──心理的なことから



急性精神病状態──生理的なことから



診断・分類・初期治療



治療を決めるもの



入院治療を決めるもの



往診のすすめ



精神病院開放化の視点変換



気働き文化の力



急性精神病状態の治療原則──家族への援助

急性精神病状態の治療原則──患者への援助(1)

急性精神病状態の治療原則──患者への援助(2)

急性精神病状態の治療原則──患者への援助(3)



外来の工夫・入院の工夫



精神科医についての断章



あとがき

新版あとがき

【著者紹介】
文化功労者、神戸大学名誉教授

目次

精神病院とダムの話
身体のリズムと睡眠のリズム
回復のリズムと治療のリズム
治療の滑り出しと治療的合意
服薬の心理と合意
発病の論理と寛解の論理
治療のテンポと律速過程
急性精神病状態―心理的なことから
急性精神病状態―生理的なことから
診断・分類・初期治療〔ほか〕

著者等紹介

中井久夫[ナカイヒサオ]
1934年奈良県に生まれ兵庫県(宝塚市、伊丹市)に育つ。1959年京都大学医学部医学科卒。1960年京都大学ウイルス研究所助手。1966年東京大学病院分院神経科。1967年東京都・青木病院。1971年東京大学講師(分院神経科病棟医長)。1975年名古屋市立大学医学部神経精神科助教授。1980年神戸大学医学部精神神経科教授。1997年甲南大学文学部教授。2004年兵庫県こころのケアセンター長(2007年3月まで)。2013年文化功労者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ゆいまある

89
読めて良かった!1978年から「からだの科学」に連載されたもの。精神科医がどのように治療をしていくべきかの覚書。今とは診断も治療も違うが、患者をリスペクトし、守り抜く姿勢に変わりはない。「患者さんは働くのが下手な人というより休むのが下手な人」という言葉に衝撃を受ける。そうだ。私の外来、自分を責めて回復が遅れている人だらけだ。そして私が一番自分を責めて休めていなかったと気が付いた。〇人しか診ていない。休日は誰の役にも立っていないと自分を責めるのを止めて、「医者が最大の薬である」に近づきたい。KU 2025/04/18

抹茶モナカ

11
購入して読んだ。良かった。途中でインターバル入れてしまったけど、一気に読めば良かった。2024/06/20

つなぐ

5
著者の主に統合失調症患者に対する治療経験から得られた、治療的な関わりのあり方について書かれています。著者の体験に基づくもので治療原則ではありませんが、しかし中井久夫の思考力の深みの凄さというものは一読の価値があります。このような深みのある洞察を患者との関わりでもつことが出来るのかという、理想として私は読みました。私には患者の急性期についてあれこれと聞き出すのは、治りかけのかさぶたを剥がすようなものであるという言葉が非常に印象に残りました。2017/12/02

ソーシャ

3
精神医療制度の課題や精神病の寛解過程論、著者の診療上の工夫などについて論じた中井久夫先生の代表著作。想像したよりもボリュームがあり、中身の濃い本でした。この本が書かれた時代から、社会は変わってきましたが、考え方自体は古びていないように思います。(一方でこの時代から議論されているのに改善していないんだなと思うことも)2023/08/13

こじこ

2
本を読む気がない時でも中井久夫は読める。そういう書き手を目指したい。2024/09/01

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