内容説明
『そだちの科学』編集人の著者がこの10年に書き記した精神発達論、発達障害論、治療論など全14論文を収載。…「そだち」と「おくれ」の見方・考え方の明日をひらく。
目次
第1部 精神発達とはなにか(「精神発達」とはなにか;遅れをもつ子のこころの世界;ADHDやLDをどう考えるか;愛着の障害とそのケア)
第2部 そだちの見方・考え方―わたしの発達障害論(発達障害再考―診断と脳障害論をめぐって;視聴覚障害とそだち;子育てと児童虐待;大学生における「アスペルガー症候群」の理解と対応;子どもはなぜ遊ぶのか;発達のおくれとおとなになること;学びとそだち;病いと学び;貧しさと子どものそだち;子どもの治療とは何か―治療効果をめぐって)
著者等紹介
滝川一廣[タキカワカズヒロ]
1947年名古屋市生まれ。1975年名古屋市立大学医学部卒業後、同精神医学教室に入局。岐阜精神病院(現・岐阜病院)に赴任。81年名古屋市立大学医学部精神科助手。84年より名古屋市児童福祉センターに勤務。同センターの児童相談所部門の医師および情緒障害児短期治療施設部門の長を務める。95年、東京に移り、青木病院に勤務。99年より愛知教育大学障害児教室および同治療センターの助教授。同教授、大正大学人間学部教授を経て、学習院大学文学部心理学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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