科学に魅せられて―女性研究者という生き方

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科学に魅せられて―女性研究者という生き方

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  • サイズ 46判/ページ数 416p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535790285
  • NDC分類 402.1
  • Cコード C3040

出版社内容情報

21世紀に入った現在でも、日本では理系に進む女子学生が少なく、ましてや研究者となり活躍している人材はごく少数にとどまる。本書は『朝日新聞』で科学記者として長年取材活動を重ねてきた著者が、各分野で世界的にも活躍している女性研究者28人にインタビュー。彼女たちがどのように研究者を目指し、道を切り開いてきたのか、また、プライベートでどんな葛藤があったのか、深掘りして聞き出す。
30代から70代まで、幅広い世代の研究者が登場し、時代による考え方や環境の違いを感じ取ることができる。数十年前の日本では、現代では考えられないような差別的待遇がまかり通っていた。そんな環境で仕事をする苦労とともに、普段は語られることの少ない家族の話題なども、著者ならではの視点と話術によって引き出される。
理系分野に興味を持つ中高生、研究者を目指す大学生・大学院生の指針となるだけでなく、仕事を持つ多くの女性たち、そして男性たちへのエールともなろう。
AERA.dotにて2023年1月~2024年1月に好評連載されたものをベースに、書籍化。

内容説明

好きなことをずっとやり続けたい人、必見!第一線で活躍する女性研究者28人の深掘りインタビュー。研究者としての矜持からプライベートまで。AERA.dot好評連載の書籍化。

目次

序章
第1章 生物・生命科学(カボチャの種を研究し続け、つかんだ大学教授への道 西村いくこさん(植物細胞生物学)
「生物を丸ごと研究したい」学会を新たに作って初志貫徹 長谷川真理子さん(進化生物学) ほか)
第2章 数学・物理学(結婚してから家で論文を書き、世界的数学者に 石井志保子さん(代数幾何学)
大学からも政府からも頼りにされ、数学研究も研究運営も全力投球 小谷元子さん(離散幾何解析学) ほか)
第3章 化学・工学(四十二歳で大学院へ、主婦から教授になった緑地デザインの開拓者 石川幹子さん(都市環境学)
大学が女性に冷たかった時代を生き抜いた化学者の自負 西川惠子さん(物理化学) ほか)
第4章 医学・心理学ほか(熱帯病・フィラリアの撲滅に「命をかけてきた」元WHO統括官 一盛和世さん(国際公衆衛生)
「多動」をパワーに大学を改革し、「司法面接」を広めた心理学者 仲真紀子さん(法と心理学) ほか)
終章

著者等紹介

高橋真理子[タカハシマリコ]
ジャーナリスト、元朝日新聞科学コーディネーター。東京大学理学部物理学科卒。1979年に朝日新聞社入社、岐阜支局員、科学部記者、出版局「科学朝日」編集部員、論説委員、科学エディター(部長)、編集委員などを務め、2021年退社。2002年から07年まで世界科学ジャーナリスト連盟理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やま

10
AERA dot.に掲載されていた時に、たまに読んでいたが、今回本になったのでまとめて読んでみた。◇とにかく、研究というものがどんなものか、その厳しさも垣間見ることができた。◇ほとんどの人が結婚して子供がいる人も多い。それだけでもものすごいパワーを使うだろうに、研究においては工夫を重ね、自分のやりたいことを見つけ、邁進している。確たるものがなくてもそのような方向に進んでいく人もいる。もともと優秀な人たちなんだろうけど、好きだから、知りたいからという意識が強い。そして、自分を崩さない。2025/03/16

kimamabito

4
みんな、すごい熱量だなぁ 私には真似できそうもない。自分のコンプレックスをちくりちくりと刺激されつつ、それでは私は何に一生懸命になれるんだろう?と考えた。さて、この本はインタビュイーが配偶者を指した言葉をそのまま使っているんだろうけど、それがさまざまに違って面白かった。苗字だったり、名前だったり、主人だったり、夫だったり。細かなところに目がいった。2025/02/08

お抹茶

2
主に女性理系研究者へのインタビューをまとめた本。世代によって苦労も異なる。「女の人には無理だよ」と言われても41歳で助手になり,科研費のグループ研究に参加できたことに感動。代数幾何をやっていると朝起きたときの自分と夜の自分の違いに気づいたという,新しいものを貪欲に吸収したという思い出。都市環境学者としてただ「緑を守りましょう」と言ってもだめで,サイエンスとしての調査・計画が必要。「こんなのは研究として認めてもらえないだろう、と思う研究テーマが新しい研究分野」。「批判を恐れて自分を偽るな」という大切な教え。2025/03/15

takao

0
ふむ2025/04/20

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