出版社内容情報
数学の不思議な概念・確率。その周辺の奇妙で興味深い話題を幅広く取り上げ、一筋縄でいかないこの概念について思索を巡らせる。
内容説明
確率とは何か?その意味は?どう役立つ?巧緻な理論と、素晴しくも時に怪しげな応用の数々。不思議で奇妙な確率なる概念をめぐる、果てなき思索。
目次
第1部 原理(どうやら確からしい話―ある高校生、近江の君、ラプラス、その他の物語;あなたの人生の期待値―心の代数、千両みかん、ホームズ最後の事件、その他の物語;確率・長さおよび面積―キャロルの三角形、並行宇宙、確率変数の謎、その他の物語)
第2部 意味(天才フォン・ミーゼス閣下の蹉跌―謎のコレクティヴ、ポワソンのごまかし、ミッシングリンク、その他の物語;でたらめという名の規則―反規則性、コルモゴロフ再び、ポーの少年と緋牡丹のお竜、その他の物語;主観確率のあやしくない世界―DL2号機事件、一貫性、ダッチブック論法、その他の物語)
第3部 数理(余は如何にして確率論者となりし乎―梯子酒、秘密の通路、5と7の理由、その他の物語;エントロピーの夢―ピンチョン、シャノン、ボルツマン、その他の物語;負の確率、のようなもの―魔法のコイン、正負の打ち消し、超検索、その他の物語)
第4部 推理(統計のこころ―死人を数える、シンプソンのパラドックス、真のブショネ率、その他の物語;逆向きの推理―再びコイン投げ、統計的に有意、科学の危機、その他の物語;モンテカルロで行こう―実録「踊る人形」、モンテカルロとメトロポリス、でたらめの効用、その他の物語)
第5部 人間(人間原理の奇妙なロジック―絶妙な調整、人間孵卵器、人類皆殺し計画、その他の物語;記憶喪失と自由意志―シンデレラの罠、眠れる美女、新旧ニューカム問題、その他の物語;確率のディスクール・断章―不運と幸運、恋と運命、夢と成功、その他の物語)
著者等紹介
原啓介[ハラケイスケ]
東京大学大学院数理科学研究科博士課程修了、博士(数理科学)。立命館大学理工学部数理科学科にて准教授、教授を務めたのち、株式会社ACCESS勤務などを経て現在、Mynd株式会社取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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トムトム
kaida6213
咖哩麺。
S
halow
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