出版社内容情報
ロボットは、人工知能やセンサーの発達で、重要な段階に至った。人類と仕事をどう分担し連携するかを考えるための視座を与える。
内容説明
人類とロボットはどこまで進化するか?ロボットが何をすることができるか、またはすべきか。SF、IT、自動運転、軍事、経済など、あらゆる分野にわたりロボットを語りつくす!
目次
第1章 はじめに
第2章 「ロボット」誕生前
第3章 大衆文化に現れたロボット
第4章 現在時制のロボット学
第5章 自動走行車という名のロボット
第6章 ロボット兵士
第7章 ロボットと経済
第8章 人間とロボットは、どうつき合っていくのか
第9章 明日のロボット
著者等紹介
ジョーダン,ジョン[ジョーダン,ジョン] [Jordan,John]
ペンシルベニア州立大学スミール・カレッジ・オブ・ビジネス客員教授。エネルギー工学、生産工学などを教えるかたわら、テクニカルアナリスト(株価動向を分析する専門家)でもある
久村典子[ヒサムラノリコ]
翻訳家。東京教育大学文学部英文科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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zoe
23
研究者が開発しているロボットは、当たり前だが、現実的なテクノロジーと乖離はしていない。SFが実験ロボットへの期待をあり得ないくらいに高めてしまっている。ロボットが仕事を奪うか?という疑問に、単純予測と現実に起こったことが異なることが考えられる。ATMが窓口業務を奪ったかというとそうではない。ATMが増えて、窓口銀行員も増えた。実際にロボットと働いてみる。人間はロボットを人間と同じように認知する。愛着を感じる。故障しても取り換えではなく、修理をして同じロボットが返ってくることを望む。2019/04/07
Humbaba
3
人間が不在でも行動できるというのは、非常に多くのメリットが有る。操作者が人間の間は人間の認識能力に縛られるし、なによりも人間がそこに要られるだけの環境にしなければいけなかった。その制限が無効化できれば、ずっと効率的なロボットを低コストで実現させられる。2018/02/01