「自動運転」革命―ロボットカーは実現できるか?

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  • サイズ B6判/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535787919
  • NDC分類 537
  • Cコード C3053

出版社内容情報

200年ぶりの交通革命をもたらす「自動運転」とはどのようなものか?気鋭の研究者が将来のビジョンと「自動運転の現在」を示す。

第1章 「自動運転車」革命

自動運転によるイノベーション

運転と空間の分離

次世代自動車の完成図を描け

「究極の移動」に迫る

自動車メーカーは覇権を握れるか

IT企業の強みと弱み

危険を認識する技術

「レベル4」への高いハードル

より現実的な自動運転を考える

過疎地域で求められる交通手段

連結して費用を抑制する

自動運転の最終形はどうなるか

災害対応でも価値を発揮する自動運転



第2章 自動運転の歴史

事故と渋滞の解消を目指した自動運転

横方向の運転と縦方向の運転

縦方向の制御

CCとACCの仕組み

横方向の制御

自動運転のこれまでの流れ

日本の場合

現在の自動運転

考え方の異なる自動運転

絶対的な位置にもとづく運転

物体を認識する方法

不十分な物体の認識

日本の自動運転の現状

システムの過信は大きな問題

国の方針と現実

初めから「レベル4」を目指せ



第3章 自動車産業の落日

万人のニーズを満たす技術が社会を変える

ニーズを満たした後に残るもの

乗り物の歴史をさかのぼる

馬と馬車の時代から蒸気機関へ

内燃機関自動車の登場

公共交通機関の発展

「より速く」「より乗り心地よく」走るための技術

技術の高度化とスーパーカーの流行

「エコノミー」と「エコロジー」の方向へ

さらなる「ニーズ」はあるのか

「安いクルマ」を求める

「高級車」と「安い車」の両極へ

自動車産業は生き残れるか

電気自動車ベンチャーの脅威

自動運転は自動車産業を救うか



第4章 IT企業の台頭

自動車のロボット化とソフトウェア技術

初期の電子化技術

トランスミッションの電子化

アクセルとブレーキの電子化

ソフトウェア開発とIT企業の台頭

ハードウェア重視の自動車メーカー

自動運転車とグーグル

自動運転に参入したわけ

ストリートビューの先にあるもの

アップルのアプローチ

携帯での経験を活かす

日本国内のベンチャー企業の動向

ソフトバンクのビジネスモデル

IT企業全体の動き



第5章 自動運転の問題点

車両制御とは何か

制御の仕組み――速度と車間距離

操舵の制御

自動運転システムの実現

車車間通信の利用

車間距離と燃費

車車間通信のメリット

道路側にセンサーを置いて走行を制御する

法制面の整備

ドライバーの責任について

曖昧な定義が自動運転実現の壁に

これまでにはなかった倫理観の問題

自動運転で交通事故を減らせるか

法律の曖昧な部分を排除する



第6章 自動運転研究の最前線

注目される中国、シンガポール

大学による実証実験

高齢過疎地域における移動手段としての自動運転

多様な研究内容

自動運転を通して社会を考える

産業総合研究所の役割

公道での実証実験



第7章 自動運転の将来

2020年がターニングポイント

誰が買うのか

2020?2025年の自動運転

公共交通はどう変わるか

2025?2030年の自動運転

物流はどう変わるか

2025?2030年の社会

2030?2035年、本格的な自動運転化へ

鉄道はどうなるか

自動運転の普及と手動運転の衰退

広範な分野に普及する自動運転

完成期を迎える自動運転(2035?2040年)

自動運転で変化する生活

個人の日常はどうなるか

2040年のある一日



小木津武樹[オギツ タケキ]
群馬大学大学院理工学府知能機械創製部門助教

内容説明

無人の自動車は実現できるの?自動運転車が事故にあったら?完全自動運転車はクルマでなくなる?etc.大学時代から一貫して自動運転研究を推進した気鋭の研究者が語る入門書。

目次

第1章 「自動運転」という社会変革
第2章 自動運転の歴史
第3章 自動運転が自動車産業に与える影響
第4章 IT企業の台頭
第5章 自動運転の現状と課題
第6章 自動運転研究の最前線
第7章 自動運転の未来

著者等紹介

小木津武樹[オギツタケキ]
1985年8月7日生まれ。慶應義塾大学環境情報学部に入学後、同大学大学院政策・メディア研究科にて修士課程、後期博士課程を修了。博士(学術)。2014年4月から2016年1月まで東京理科大学理工学部機械工学科助教。2016年2月から現在まで群馬大学大学院理工学府助教。同年12月から群馬大学次世代モビリティ社会実装研究センター副センター長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Hyos(元jpn1024)

3
著者は人間と機械の共存の良い成功例として,自動車社会を挙げている. 1939年に開催されたニューヨーク万国博覧会でのGM(ゼネラル・モーターズ)の出展したジオラマ展示・ライド型アトラクションで既に自動運転の考え方が提示されていたというのは驚きだ. 最近の自動車業界での不正発覚の続出は,加速する排出ガス規制対応技術や燃費向上技術の開発に乗り遅れた企業が追い詰められたために起きたものとし,電気自動車や自動運転がトレンドであり,なおかつ新規参入しやすいためにテスラモーターズが台頭しているという指摘も面白い.2017/12/07

こうきち

2
KindleUnlimitedで読了。面白かった。2019/12/27

サンサンサンド

2
自動運転入門という感じ。自動運転についての外観を見るのにはちょうどいいけど筆者の妄想的な部分が多い2018/05/21

clan

1
自動運転の普及により社会は変化していくのでそれに対して日本の政治や産業界が乗り遅れてはいけないという危機感を感じられる内容でした。自動運転によってどういうビジネスチャンスがあるかを早めに考えて行動することが今後の日本のイニシアティブに大きく影響するのではないかという考えに同意です。2019/09/23

Yuki Aoyama

1
★★★★★▼自動運転開発の歴史から、現状抱える技術的課題、法的課題に言及、▼完全自動運転実現時の著者の1日はワクワク!、▼自動車OEM、Google、AppleなどのIT巨人のプレイヤー毎の戦略も仮説・推定、▼世の中をにぎわせる自動運転の入門書としては、非常に良書かと。2018/09/28

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