内容説明
数学の問題は、「パズル」で解くと面白い!トポロジーの考え方を用いたパズルゲーム「てるあき」を出発点に、数学のさまざまな場面で登場する「写像類群」を紹介。
目次
パズルゲームてるあき
「写像」・「類」・「群」
曲面と曲線
曲面の写像類群
デーン‐リコリッシュの定理
1次元ホモロジー群
曲面の1次元ホモロジー群
トーラスの写像類群
リコリッシュの定理とその証明
リコリッシュの定理でてるあきを解く
リコリッシュの生成元と組み紐
シンプレクティック表現とトレリ群
基本群
デーン‐ニールセンの定理
写像類群とトポロジー
著者等紹介
阿原一志[アハラカズシ]
1963年、東京都に生まれる。1992年、東京大学大学院理学研究科数学専攻博士課程修了(博士(理学))。明治大学助手、明治大学講師、明治大学准教授を経て、明治大学総合数理学部教授。専門はコンピューティング・トポロジー
逆井卓也[サカサイタクヤ]
1978年、東京都に生まれる。2006年、東京大学大学院数理科学研究科博士課程修了(博士(数理科学))。東京大学特任助教、東京工業大学助教を経て、東京大学大学院数理科学研究科准教授。専門は位相幾何学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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