現代集合論の探検

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 156p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535785816
  • NDC分類 410.9
  • Cコード C3041

内容説明

公理的集合論の初歩から最新の話題まで、コンパクトにまとめた好入門書。“選択公理”についても、詳しく解説。本質を見据えて工夫された多数の練習問題。解答付き。

目次

第1章 集合とは
第2章 濃度(序論、実数集合)
第3章 順序数
第4章 選択公理
第5章 濃度(続)
第6章 順序数ω1
第7章 順序数空間ω1
第8章 濃度と順序数と選択公理

著者等紹介

寺澤順[テラサワジュン]
1947年東京に生まれる。1969年東京教育大学(現・筑波大学)理学部数学科を卒業。1971年同大学院修士課程を修了。群馬大学教養部講師を経て、アメリカに給費留学。1977年Ph.D. with Distinction。その後、横浜国立大学、明治大学、防衛大学校などで教鞭を執り、2012年3月防衛大学校教授を定年退官。専門は集合論的位相空間論、コンパクト空間論、次元論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1
ドイツ語で集合はMengeというらしい。ラッセルやゲーデルの不完全性定理、ツェルメロ-フレンケルの公理系から始まっている。順序の記号が慣れない。ここでも順序数でフォン・ノイマンの写真が登場している。グッドスティン数列、到達不能基数、ステーショナリー集合、シルバーの定理などはほぼ初見だった。問題の略解がこの手の本では非常に多く書かれているのが良い。2014/12/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6645538
  • ご注意事項