積分学

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  • サイズ A5判/ページ数 309p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535785762
  • NDC分類 413.3
  • Cコード C3041

出版社内容情報

伝統的な微分積分学を、理論構造を明確にしつつ、現代的に組み立てた三部作の第?U巻。厳密に、分かりやすく展開される名講義。

第1回 定積分
 1 原始関数
 2 上積分、下積分
 3 連続関数の積分可能性

第2回 定積分の性質
 1 積分可能な関数
 2 定積分の性質
 3 原始関数の存在

第3回 定積分と不定積分
 1 定積分と他の概念との関係
 2 不定積分法の基本法則

第4回 有理関数の不定積分
 1 代数学の基本定理
 2 部分分数分解
 3 有理関数の不定積分

第5回 無理関数の不定積分
 1 初等関数
 2 無理関数の不定積分

第6回 初等関数の不定積分
 1 特殊な無理関数の不定積分
 2 若干の手法
 3 三角関数の有理関数の不定積分

第7回 初等関数の不定積分(続)
 1 sinμx cosνx の不定積分
 2 複素指数関数

第8回 複素初等関数
 1 1複素指数関数(続)
 2 複素対数関数
 3 複素三角関数・複素双曲線関数
 4 有理関数の不定積分(再)

第9回 定積分の拡張
 1 定積分の拡張(1)
 2 定積分の拡張(2)
 3 変格積分

第10回 ガンマ関数
 1 定積分の数値計算
 2 スターリングの公式
 3 ガンマ関数

第11回 積分と他の概念との関係
 1 積分と極限
 2 積分の連続性
 3 積分の微分可能性

第12回 重積分
 1 閉区間とその分割
 2 重積分

第13回 面積
 1 面積
 2 可測の条件
 3 面積の不変性

第14回 面積と積分
 1 一般な集合上の重積分
 2 縦線集合の面積

第15回 累次積分
 1 累次積分
 2 極座標
 3 B(p,q)とΓ(p)との関係 

第16回 アフィン写像とジョルダン測度
 1 線形代数学からの準備
 2 アフィン写像とジョルダン測度

第17回 重積分の変数変換
 1 アフィン写像の性質
 2 重積分についての一定理
 3 一般の写像とジョルダン測度

第18回 曲面積
 1 曲面
 2 曲面積の定義
 3 正則曲面の面積(その1)

第19回 曲面積(続)
 1 正則曲面の面積(その2)
 2 正則曲面の面積(その3)
 3 正則曲面の面積(その4)

第20回 線積分
 1 線積分
 2 弧長に関する線積分
 3 グリーンの定理

第21回 面積分
 1 曲面の性質
 2 面積分

第22回 面積分(続)
 1 面積分(その2)
 2 曲面積に関する面積分
 3 ガウスの定理
 4 ストークスの定理

内容説明

“微積分のすべて”を、くわしく、厳密に。伝統的な微分積分学を、理論構造を明確にしつつ、現代的に組み立てた三部作(『微分学』『積分学』『実数論講義』)の第2部。

目次

定積分
定積分の性質
定積分と不定積分
有理関数の不定積分
無理関数の不定積分
初等関数の不定積分
複素初等関数
定積分の拡張
ガンマ関数
積分と他の概念との関係〔ほか〕

著者等紹介

赤攝也[セキセツヤ]
1926年石川県金沢市に生まれる。1949年東京大学理学部数学科を卒業。その後、立教大学教授、東京教育大学教授、放送大学教授を歴任。理学博士。専攻は、数学基礎論、大域解析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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