内容説明
数理工学のわくわくする多彩なおもしろさを最先端の代表的な例を通して眺めようというのが、本書の目指すツアーガイドである。超ロバスト幾何計算、離散凸解析、脳数理工学、情報幾何学、各3日間のツァーに出発!
目次
第1章 計算の困難を取り除く―超ロバスト幾何計算(超図形;超精度;超例外)
第2章 最適化の理論を創る―離散凸解析(最適性の証拠;離散凸関数;双対性の離散化)
第3章 数学で脳に迫る―脳数理工学(脳を作る細胞ニューロン;離散時間ニューロンモデル;連続時間ニューロンモデル)
第4章 統計モデルのかたちを見る―情報幾何学(情報と距離;多項分布モデル;双体平坦空間とピタゴラスの定理)
著者等紹介
杉原正顯[スギハラマサアキ]
東京大学大学院情報理工学系研究科数理情報学専攻・教授。専門は、数値計算、とくに、我が国で開発された二重指数関数型変数変換を用いた高精度数値計算法に関する研究を行っている
杉原厚吉[スギハラコウキチ]
東京大学大学院情報理工学系研究科数理情報学専攻・教授。専門は、幾何数理工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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