内容説明
本書では、まず、平面の充填問題に関するロジャー・ペンローズの研究成果など、フィボナッチ数に関する新しい話題を取り上げた。さらに、厳密な数学の理論展開をすることなく、黄金比とフィボナッチ数に関する性質やペンローズの難解な理論を理解させようと試みた。
目次
はじめに
黄金比の基本的性質
平面図形に関する幾何的問題
空間図形に関する幾何的問題
フィボナッチ数
ルカ数と一般化されたフィボナッチ数
連分数と有理数近似
一般化されたフィボナッチ数の表現定理
最適な間隔と検索アルゴリズム
等間隔および非等間隔な射影
ペンローズの充填
擬似結晶学
生物学への応用
著者等紹介
ダンラップ,R.A.[ダンラップ,R.A.][Dunlap,Richard A.]
カナダ・ダルハウジー大学(Dalhousie Univ.)教授
岩永恭雄[イワナガヤスオ]
1946年東京都に生まれる。1971年東京教育大学(現在の筑波大学)大学院修士課程(数学専攻)修了。現在、信州大学教授(教育学部)。理学博士
松井講介[マツイコウスケ]
1971年東京都に生まれる。2002年信州大学大学院教育学研究科(数学教育専攻)修了。長野市立桜ヶ岡中学教諭を経て現在、桐蔭学園中等教育学校専任講師
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