内容説明
場の量子論は、十数年前から、古典統計力学の問題に引き直して研究されるようになっています。その方法を組織だててレヴューしたのが、この『場の量子論と統計力学』です。
目次
第1章 場の量子論―スケッチ
第2章 場の量子論の公理系
第3章 数学的準備
第4章 自由場の量子論
第5章 格子スピン系の統計力学
第6章 鏡映正値性の方法
第7章 相関不等式
第8章 格子上のP(φ)νモデル
第9章 連続体上の(φ2N)2理論
第10章 ランダムウォーク表示とその応用
第11章 (φ4)4理論をめぐって