出版社内容情報
従来の生物学を超えた、宇宙を舞台とする普遍的生物学の創成を目指す。天文学・生物学にとどまらず、興味を持つすべての人に。
内容説明
地球の生物だけを対象とする従来の生物学を超えた、「宇宙」を舞台とする普遍的生物学の創成―を目指して。天文学・生物学に関わる人、興味を持つすべての人に向けて、最新のアストロバイオロジーをお届けする。
目次
第1章 宇宙における生命の材料とその環境(宇宙史と元素の起源;星間ダストと星間分子 ほか)
第2章 生命とは何か(天文と生命科学;地球上の生命進化 ほか)
第3章 太陽系内における生命とその探査(太陽系のハビタビリティに関する概観;惑星形成とハビタビリティ ほか)
第4章 太陽系外における生命とその探査(系外惑星の「世界」とその観測;系外惑星系の統計と大気 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
2
宇宙における生命の材料とその環境: 宇宙史と元素の起源 星間ダストと星間分子 星形成の理論と観測 惑星系形成の観測と理論 恒星とその物理量 生命とは何か: 天文と生命科学 地球上の生命進化 光合成とアストロバイオロジー 量子生物学 極限環境生物 人工生命・合成生物学 太陽系内における生命とその探査: 太陽系のハビタビリティ 火星・地球環境史 太陽系氷天体 彗星・隕石・小惑星 太陽系外における生命とその探査: 統計と大気 ハビタブルゾーン 知的生命探査 恒星間飛行と惑星大気圏突入 宇宙論から考える生命の未来2024/10/11
水道
1
井田茂氏の講演を聞いて興味をもって読んだ。宇宙論の学部に進みたい高校生か、大学1年生向けくらいか。化学式や数式もあるが、データの図表もある。地球外の生命の可能性を考えると、宇宙の始まりから終わりまで、素粒子から銀河系まで、そして地球生命の進化まで、すべてが出てくる。環境にあわせて、地球の生命とはまったく異なる生命が活動している可能性が面白い。2025/03/18
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