出版社内容情報
太陽系外の惑星系は、急激に発見個数が増し、新たな展開時期を迎えた。このダイナミックな様子を観測的天文学の立場から解説する。
第1章 イントロダクション(基礎編)
1.1
内容説明
ケプラー衛星の活躍など、新たな展開を見せる太陽系外惑星。太陽系を超えて「新世界」を切り拓きつつある観測天文学を紹介。
目次
イントロダクション(基礎編)
星惑星形成
太陽系内惑星
超低質量天体
系外惑星観測法の概観
ドップラー分光法
アストロメトリ法
トランジット法(基本編)
トランジット法の拡張と惑星の特徴づけ
重力レンズ法
パルサータイミング法と一般タイミング法
反射光分光法
偏光法
直接撮像法と直接分光法
惑星成形現場の赤外線観測
地球型惑星・スーパーアース・ハビタブル惑星
将来計画・将来ミッション
著者等紹介
田村元秀[タムラモトヒデ]
1959年、奈良県生まれ。1988年、京都大学理学研究科博士課程修了。米国国立光学天文台研究員、NASAジェット推進研究所研究員、国立天文台助手・助教授・准教授を経て、2013年より東京大学大学院理学系研究科教授、自然科学機構国立天文台太陽系外惑星探査プロジェクト室長、自然科学研究機構アストロバイオロジーセンター。理学博士。専門は、系外惑星天文学、赤外線天文学、星・惑星形成、星間物質の観測的研究。東レ科学技術賞、日本天文学会林忠四郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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