出版社内容情報
フェルマ、ライプニッツ、オイラーに始まる近代数学の形成史を、数の理論(数論)の視点で捉える。新シリーズ第1巻。
内容説明
数論とは何か?フェルマの数論とガウスの数論―この2つの流れを丹念にたどり、数論史の全体像の復元を試みる意欲作!
目次
序章 数論の泉をめぐる
第1章 ディオファントスの数論からフェルマの数論へ
第2章 オイラーによるフェルマの言葉の証明の試み
第3章 ラグランジュと不定方程式
第4章 相互法則の世界
第5章 クロネッカーの数論の解明
第6章 アーベル方程式の構成問題への道
著者等紹介
高瀬正仁[タカセマサヒト]
1951年、群馬県勢多郡東村(現、みどり市)生まれ。九州大学基幹教育院教授を経て、現在、数学者・数学史家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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