出版社内容情報
物理・科学の教育、科学ジャーナリズムの諸問題について書き綴った論考・エッセイから精選。科学ジャーナリスト内村直之も寄稿。
目次
第1部 世界観としての科学を(物理学的世界像;世界観としての科学を! ほか)
第2部 教育にみずみずしい感性を(教育の基本が欠落―高校生に;パパがセンセイ―ファインマンの場合 ほか)
第3部 外国物理教育事情(アメリカの科学教育;英国物理学会の高校新カリキュラム ほか)
第4部 社会における物理学(日頃、気にかかっていること;物理学を社会へ ほか)
第5部 文化としての科学(あの頃の哲学と物理;科学技術を文化として見る気風を醸成するために ほか)
著者等紹介
江沢洋[エザワヒロシ]
1932年東京に生まれる。旧制中学1年から新制高校(群馬県立太田高校)第2学年まで、群馬県の今でいう邑楽郡大泉町で過ごし、高校3年の春、東京都立両国高校に転校。1951年東京大学理科一類に入学。1955年東京大学理学部物理学科を卒業。1960年東京大学大学院数物系研究科物理学課程を修了。「超高エネルギー核子衝突による中間子多重発生の理論」により理学博士。4月より東京大学理学部助手。1963年9月より1967年2月まで、アメリカのメリーランド大学、イリノイ大学、ウィスコンシン大学、ドイツのハンブルク大学理論物理学研究所などで、研究生活を送る。帰国後、東京大学理学部講師。1967年4月より学習院大学助教授、1970年4月より学習院大学教授を務める。1998年3月学習院大学を定年退職。名誉教授。1995年9月より1年間、日本物理学会会長。1997年7月より2005年9月まで(第17期~第19期)、日本学術会議会員
上條隆志[カミジョウタカシ]
1947年群馬県に生まれる。1971年東京教育大学理学部物理学科を卒業。1973年同大学大学院理学研究科修士課程を修了。その後、東京都立高校の教諭を務め、2008年3月定年退職。現在はフリーター。1973年より東京物理サークルにて活動を続けている。また全国高校生活指導研究協議会(高生研)の代表を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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