ラーニングダイバーシティの夜明け―多様な学びを選択できる教育のために

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ラーニングダイバーシティの夜明け―多様な学びを選択できる教育のために

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535587922
  • NDC分類 378
  • Cコード C3011

出版社内容情報

子どもたちの学びの多様性を尊重することがなぜ大切なのか。ニューロダイバーシティの第一人者による教育システムへの新たな提言。

内容説明

本書のテーマは学びの多様性です。タイトルにも使われている「ラーニングダイバーシティ」は、私の造語で、一人ひとり異なっている学びのあり方を尊重できる社会への、期待を込めた言葉です。(中略)教育は一人ひとりの学びの多様性を尊重する方向で根本的な変革を求められています。本書では、「認知機能の個人差」「発達障害」「不登校・ホームスクーリング」「学校改革」「特別支援教育」「ニューロダイバーシティ」など、子どもたちの学びの多様性に関するさまざまなテーマを取り上げました。

目次

第1稿 ラーニングダイバーシティとは何か
第2稿 発達障害とラーニングダイバーシティ
第3稿 コロナ禍とラーニングダイバーシティ
第4稿 認知機能の個人差と学び方の多様性
第5稿 学び方の選択肢としてのホームスクーリング
第6稿 これからの日本の教育とラーニングダイバーシティ
第7稿 特別な教育的支援が必要な子ども「八.八%」と学びの多様性
第8稿 変わりゆく学校の姿
第9稿 脳の多様性の視点から「学習障害」を捉え直す(前編)
第10稿 脳の多様性の視点から「学習障害」を捉え直す(後編)
最終稿 わが家のラーニングダイバーシティ

著者等紹介

村中直人[ムラナカナオト]
1977年生まれ。臨床心理士・公認心理師。一般社団法人子ども・青少年育成支援協会代表理事。Neurodiversity at Work株式会社代表取締役。人の神経学的な多様性に着目し、脳・神経由来の異文化相互理解の促進、および働き方、学び方の多様性が尊重される社会の実現を目指して活動。2008年から多様なニーズのある子どもたちが学び方を学ぶための学習支援事業「あすはな先生」の立ち上げと運営に携わり、その後「発達障害サポーター’sスクール」での支援者育成にも力を入れている。現在は企業向けに日本型ニューロダイバシティの実践サポー卜を積極的に行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ta_chanko

16
明治維新から150年。欧米列強にキャッチアップして急速な近代化を目指す政府にとって、子どもたちに一斉授業で知識を教える学校制度は効率的だった。しかしVUCAと呼ばれる先行きの見えない予測困難な時代にあっては、教育制度も変わっていかなければならない。子どもたちにとっても、規格化・平均化を求められ、外れると学習障害・発達障害にされるよりも、多様な学びを自ら選択することで個別最適な学びを見つけていくほうがはるかに主体的・意欲的になれる。学校も試行錯誤を重ねながら、最適な学びを追究していくべき。2024/10/17

つかさ

3
個別最適で協同的な学びについて勉強したくてこの本を買いました。多様な学びができるような学校になれば、先生も生徒も毎日がもっと楽しくなるのではないか、と思いながら読んでいます。2024/08/20

Riopapa

3
筆者の造語らしいが,なるほどと思える。汎用的能力が重視されるとはじき出される子どもがいる。特別支援教育では学習権が侵害されることも。名古屋市立山吹小学校の実践。合理的配慮はreasonable accommodation.2024/08/17

Mituya Hasegawa

2
バタバタとしていて読み進めるのに時間がかかりましたが、多様な学びの理解を深めるには読むべき一冊です。📖 2024/12/05

つかさ

1
配慮ではなく「アコモデーション(近いニュアンスは「調整」)」が必要という言葉はしっくりきた。私はどうも配慮という言葉を聞くと、気を配ってできるようにしてあげなければいけないという気持ちになってしまうから。この気持ちはなんというか偉そうで、傲慢だなと。何様よ、私…と思っていたので「調整」の方が言葉が好きだ。 唯一絶対の正しい学び方があるのではなく、それぞれの特性にあった学び方があるのだから、学校はその学び方を色々試せる場であってほしいと思う。2024/11/29

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