出版社内容情報
激しいドラッグ戦争の一方で、マリファナ合法化が進む米国。その文化ルーツをジャズとビート文学の関係からたどる現代米国史。
内容説明
クールでクレイジーなヒップスターたちから溢れ出た音と言葉の物語。
目次
レッド・ダート・マリファナ
サヴォイでストンプ
被害妄想のスポークスマン
2発もキメればメローになっちまう
ハーレムの白人市長
ポップス
軽犯罪から重犯罪へ
シューシャイン・ジュークボックスでの偉大なるテナーソロ
なんだって、こんなものがこの世にあるってのか?
一度知れば、決して忘れることはない
世界中で語り継がれる注射
バズってるね、ベイビー
そして力バたちはタンクで茹で死に
パーカーズ・ムード
賑わう路上の白昼の幽霊
他人の知ったことじゃない
つまらないものの神聖化
それが俺たちの烙印
ジャンキー娼婦のためのブルース
ワイノレドな形
ドイツ人ならではの本気でヤバいブツ
聖なるかな、バップ黙示録!
ラウンド・ミッドナイト
ビル、なんであの若者たちはみんな鍾乳洞で首をつられてるんだ?
ジャズの経験的なソウル
ペヨーテの詰まった廊下
一目でわかる烙印
グッドバイ・ポークパイ・ハツト
すべては彼らの詩的な―いや形而上学的な―教育の一環
レディを殺すな
始まリの終わり
著者等紹介
トーゴフ,マーティン[トーゴフ,マーティン] [Torgoff,Martin]
30年以上にわたって主要メディアの動向・文化現象の最前線に立ち、大衆文化の発達を通したアメリカの物語を記録し、語ってきた。ジャーナリスト賞・著作賞を獲得、ドキュメント映像作家として、エミー賞作家、ディレクター、プロデューサーにノミネートされた。現在は、アメリカン・ポップ・カルチャーについて論説、著作、映像、TV、講演、マルチメディア・イベント、広告/プロモートを含むプロジェクトに従事。著作:American Fool:The Roots and Improbable Rise of John ”Cougar” Mellencamp (全米音楽著作権協会ディームズ・ティラー賞受賞);Can’t Find My Way Home : America in the Great Stoned Age (『ドラッグ・ カ ルチャーアメリカ文化の光と影1945-2000年』)
山形浩生[ヤマガタヒロオ]
翻訳家、評論家。1964年生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学科およびマサチューセッツ工科大学大学院修士課程修了。開発援助コンサルタントとしての業務のかたわら、幅広い分野で執筆、翻訳を行う
森本正史[モリモトマサフミ]
翻訳家。1967年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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