出版社内容情報
現代の都市は気候変動や感染症の大流行など未曽有のリスクに直面している。「変革と強靭化」が必要な時代、都市法のあり方を問う。
目次
第1部 文化財保護と都市計画の連携(フランスの文化財保護と都市計画法制;フランスの歴史的建造物の保護に関する法制度と都市の居住空間;世界文化遺産と自然保護―モン・サン・ミッシェルに見る文化遺産と自然の共存)
第2部 ニューノーマルと都市の変容(新世紀の都市化へ―パリ第9区の出現;フランスの山岳国立公園に関する法制度と課題―国境の安全保障と自然保護;アメリカの自然保護政策と国土安全保障;水都の強靱化と歴史的建造物の保存・活用―文化遺産水都ヴェネツィアとSDGs)
著者等紹介
久末弥生[ヒサスエヤヨイ]
大阪市立大学大学院都市経営研究科教授。早稲田大学法学部卒、早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了、北海道大学大学院法学研究科博士後期課程修了・博士(法学)。フランス国立リモージュ大学大学院法学研究科正規留学、アメリカ合衆国テネシー州ノックスビル市名誉市民。日本土地法学会理事、国際公共経済学会理事。大阪市立大学学友会顕彰・優秀テキスト賞受賞、国際公共経済学会学会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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