出版社内容情報
英国は2016年6月の国民投票でEUからの離脱を決めた。法律、経済、政治の各分野のEU専門家がBrexitを引き起こした要因解明と英国とEUのこれからを分析する。
はじめに 須網隆夫
序章 Brexit交渉の経緯と論点
??経緯の整理と本書の論点 渡邊頼純
第1部 Brexitはなぜ起きたのか
第1章 EUと構成国の法的権限
??EUによる行き過ぎた権限行使と主権の回復? 中西優美子
第2章 EU単一市場と英国のEU離脱
??Brexitの中心にある域内市場 須網隆夫
第3章 世界金融危機とユーロ危機 伊藤さゆり
第4章 移民問題とメディア政治 土谷岳史
第5章 英国労働市場の変化と増大する中下層の固定化 太田瑞希子
第2部 Brexit後の英国・EU関係とEUの未来
第6章 EUが掲げる脱退協定案 中西優美子
第7章 Brexit後の英国とEUの関係 渡邊頼純
第8章 Brexit後の英国金融機関とEUの関係 太田瑞希子
第9章 Brexit以後の欧州政治情勢とEU改革の行方 福田耕治
おわりに 須網隆夫
須網隆夫[スアミ タカオ]
編集
21世紀政策研究所[ニジュウイッセイキセイサクケンキュウジョ]
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内容説明
Brexitを引き起こした要因の解明と、Brexit後の英国とEUの関係、今後のEU情勢を、政治・経済・法律のEU専門家が多角的に解明。
目次
Brexit交渉の経緯と論点―経緯の整理と本書の論点
第1部 Brexitはなぜ起きたのか(EUと構成国の法的権限―EUによる行き過ぎた権限行使と主権の回復?;EU単一市場と英国のEU離脱―Brexitの中心にある域内市場;世界金融危機とユーロ危機;移民問題とメディア政治;英国労働市場の変化と増大する中下層の固定化)
第2部 Brexit後の英国・EU関係とEUの未来(EUが掲げる脱退協定案;Brexit後の英国とEUの関係;Brexit後の英国金融機関とEUの関係;Brexit以後の欧州政治情勢とEU改革の行方)
著者等紹介
須網隆夫[スアミタカオ]
早稲田大学大学院法務研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。