本当のたばこの話をしよう―毒なのか薬なのか

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本当のたばこの話をしよう―毒なのか薬なのか

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784535587304
  • NDC分類 369.8
  • Cコード C3047

出版社内容情報

日本の受動喫煙対策がガラパゴス化していると言われるが、なぜか。タバコを吸う人・吸わない人すべてに伝えたいタバコの「本当」。

内容説明

たばこをめぐる矛盾や素朴な疑問に対して「(可能な限り)科学的」に答えます!たばこを吸う方も吸わない方も、たばこについての、健康のこと、病気のこと、家族のこと、美容のこと、そしてたばこ産業がこれまでやってきたこと―を広く知ることで、たばこに対する考え方が変わってきます。

目次

第1部 たばこを吸う人の話(たばこを吸っても長生きする人がいるのはなぜか;たばこを吸う医者やスポーツ選手がいるのはなぜか;百害あって一利なし、は本当か;それでもたばこをやめたほうがよい理由;禁煙で得られるもの、失うもの;喫煙者のプライドと自我)
第2部 たばこを吸わない人の話(「受動喫煙の害は証明されていない」は本当か;本当にあった陰謀の話;たばこ産業の研究不正;持たざる者の逆襲―訴訟)
第3部 社会全体の話(世界中で公共の場所が禁煙になっているわけ;われらがガラパゴス、日本;ガラパゴス日本の法改正その顛末;お金がモノを言う世界;たばこのこれから)

著者等紹介

片野田耕太[カタノダコウタ]
1970年、大阪生まれ。東京大学法学部を卒業後、同大学院医学系研究科に進学、脳科学の研究を行う。2002年博士課程修了後、国立健康・栄養研究所研究員として、健康・栄養調査の分析など、社会医学系の研究に従事。2005年より国立がん研究センター(旧国立がんセンター)研究員となり、たばこの健康影響とがんの統計の分野の研究に携わる。2017年より、がん統計・総合解析研究部長として、たばこ対策、がんの統計、がん教育など幅広い分野での研究活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ニッポニア

58
音声読み上げ。たばこについての本。たばこについて冷静に書いている、とはいえ、がん研究センターの方ですので、必然的にマイナス面を強調されている。今更誰も薬などと思っていないわけで、毒であることを前提にしつつ、かっこいいから吸い始めて、やめられなくなっているのがタバコだという認識です。タバコにまつわる、業界の戦略は知っておいた方がいいでしょう。いかにして、この毒を無害であるかのように宣伝していたのか。そもそもそこがフェアじゃないから、こっち側の意見もちゃんと世間に届けないといけませんね。2023/10/09

きいち

26
愛煙家、禁煙運動への反対者の反論・理屈を踏まえたうえで、強く喫煙・受動喫煙の害を訴えようとした本。冷静沈着に記述していこうとする真摯な姿勢はとても良く伝わるのだけれど、喫煙するメカニズムの感情面、心理面によりそえているわけでもなければ、受動喫煙などは十分に反論への反証をできているわけではないので、正直喫煙者にとっては中途半端さは否めない。◇一方で、たばこ産業・大企業という喫煙者・非喫煙者に共通する敵を作ろうという戦略はアリかもしれない。その存在は本来、露悪性や自罰性が伴う喫煙という行動とは相いれないしね。2019/09/02

西澤 隆

7
喫煙者向けの第一章、非喫煙者に向けた第二章は頷きながら読んだ。僕はずっと非喫煙者だけれど一方で喫煙は文化だし習慣だし個人的嗜好でもあるから「悪だから断罪」への違和感は相当強い。だから第三章での「社会全体の話し」の論の進め方にはかなり強い違和感を持った。正しいコトは正しいんだ。異論を排してどんどん正しい方向に純化するのだ。そんな勢いを感じて薄ら寒くなる。第一章第二章だけのほうがよほど「伝わる」のではないか。時にある文化が否定される時は来る。でも取り扱い方には敬意が欲しい。中盤まではそれがあるのに、惜しいなあ2021/03/02

乱読家 護る会支持!

5
喫煙者と禁煙者の間で、議論が激しくなり、時に炎上する事もあるタバコの話。医学的にはタバコは「害」でしかないが、産業と税収(年2兆円〕の面では「薬」でもある。 めんどくさい喫煙者はほっといて、若い人がタバコ依存にならない取り組みをしたらいいんじゃね?。。。 喫煙者と禁煙者との間で寿命は10年違う。ニコチンには、依存症があり、ニコチン切れがイライラの原因になっている。 JTの筆頭株主は財務大臣で、財務省官僚の天下り先。タバコの税収は約2兆円。巨大な広告料でマスコミのお得意様。法による事業独占。2019/09/21

古本虫がさまよう

3
著者は国立がん研究センターに勤務しているようなので、原則として、反タバコの立場の人。東大法学部を出て、同大学院医学系研究科で脳科学の研究をした人。医者ではない?たばこを吸っても長生きする人がいるのはなぜ…とか、たばこでストレスが解消できるというけど、本当は…とか、禁煙することで失うものは…とか、新型タバコ(加熱式たばこ等々)の問題点とは…とか、平山論文(肺ガンと受動喫煙とは関係あり)は正しいのか…等々を、読物風・エッセイ風にタバコをめぐる論争の歴史、害毒の実態等々について客観的に論述している。 2019/07/17

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