出版社内容情報
「洋楽」はいかに受容され、日本に世界に広まったのか。「洋楽」を選びとり、聴かせ、語り、模倣した人たちの風景と足跡をたどる。
プロローグ
第一部 選曲の社会史
第1章 ターンテーブリスト
――ラジオ・プログラム「FM transmission/barricade」の軌跡
第2章 店舗のBGMの「地殻変動」
――ジャンルを突き抜ける「選曲文化」の運動
第二部 「極東」の洋楽かぶれ
1.コンタクト・ゾーン
第3章 横浜・本牧――外国人遊歩道のある港街
2.リスナーたち
第4章 オールド・ファッションド・ラヴ・ソングズ
第5章 南カリフォルニアに雨は降らない
3.アーティスト
第6章 松岡直也のVディスク――占領下でのブギウギとの邂逅
第7章 ゴールデン・カップス――米軍慰安政策の空隙に咲いたアジアのR&Bムーヴメント
第8章 「音楽の美食家(レコード・イーター)」細野晴臣と消化されたアメリカ
終章 「消化」と「発掘」のスパイラル――文化を超えた「洋楽」への運動
エピローグ 「洋楽」となった「邦楽」
君塚洋一[キミヅカ ヨウイチ]
著・文・その他
内容説明
音楽をつくるのは音楽家だけではない。DJ、店舗の選曲家、アーティスト、リスナー―音に身をやつした、極東の「洋楽かぶれ」たち。その偏愛は、国境を超え、生活空間をも塗り替える。
目次
第1部 選曲の社会史(ターンテーブリスト―ラジオ・プログラム「FM transmission/barricade」の軌跡;店舗BGMの「地殻変動」―ジャンルを突き抜ける「選曲文化」の運動)
第2部 「極東」の洋楽かぶれ(コンタクト・ゾーン(横浜・本牧―外国人遊歩道のある港街)
リスナーたち(オールド・ファッションド・ラヴ・ソングズ;南カリフォルニアに雨は降らない)
アーティスト(松岡直也のVディスク―占領下でブギウギとの邂逅;ゴールデン・カップス―米軍慰安政策の空隙に咲いたアジアのR&Bムーヴメント;「音楽の美食家」細野晴臣と消化されたアメリカ;「消化」と「発掘」のスパイラル―文化を超えた「洋楽」への運動))
著者等紹介
君塚洋一[キミズカヨウイチ]
京都学園大学人文学部教授。文学修士。1960年、横浜生。成城大学大学院文学研究科コミュニケーション学専攻博士課程後期修了。ぴあ総合研究所研究プロデューサー、文化科学研究所取締役、国際日本文化研究センター客員研究員等を経て、現職。メディア論、表現文化論、広告広報論。カルチャー・マガジン『URBAN NATURE』主宰。ブランドづくり、メディアを活用した産学・地域の連携にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
阿部義彦
qoop
塩崎ツトム
ひろぶー
takao




