出版社内容情報
性別による賃金・雇用格差問題を扱った論稿。「第1部賃金の平等へ」「第2部雇用の平等へ」「第3部賃金格差の理論など」全4巻。
目次
1 1970年イギリス「同一賃金法」(Equal Pay Act 1970)の成立と課題
第1章 「同一賃金法」の成立と問題点
補論1 「同一賃金法」の機能・問題点・効果
第2章 「同一賃金法」の改正1 1983年「同一賃金法」改正令
第3章 「同一賃金法」の改正2 1992年まで
補論2 同一価値労働同一賃金政策の新たな試み―カナダ・オンタリオ州の公正賃金政策(Pay Equity Act of 1987)
著者等紹介
高島道枝[タカシマミチエ]
1932年広島県呉市で生まれる。1961年東京大学大学院社会科学研究科博士課程単位取得退学。1961年中央大学経済学部に助手として着任、1977年から中央大学経済学部教授に就任し、「労働・賃金における男女平等」をテーマに、イギリス・日本の労働運動や労働政策の検討を行ってきた。しかし、1997年に脳卒中で倒れ、2001年に中央大学を退職、2015年に83歳で永眠
高島千代[タカシマチヨ]
1964年生まれ。名古屋大学大学院法学研究科博士課程修了。関西学院大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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