出版社内容情報
政治・行政地理学の観点から、大都市圏郊外の自治体が直面してきた課題について、議会資料からそれらをめぐる政治を明らかにする。
序章 戦後日本の政治地理学・行政地理学
第1部 グローバル化をめぐる大都市圏郊外の議会と行政
第1章 グローバル化がもたらした郊外の都市合併ーー東京都旧田無市・保谷市
第2章 東京大都市圏郊外周辺部における最後の「開発型合併」―?東京都あきる野市
第2部 米軍基地をめぐる大都市圏郊外の議会と行政
第3章 郊外の在日米軍基地所在都市における文化と政治ーー東京都福生市
第4章 騒音と補助金ーー郊外の「基地公害」をめぐる政治
第3部 大都市圏郊外の政治・行政をめぐる新しい論点ーー環境・ジェンダー
第5章 郊外の新ごみ処理場建設場所をめぐる「環境正義」ーー東京都小金井市
第6章 地下水をめぐる「ポリティカル・エコロジー」ーー山梨県北杜市白州町
第7章 40年にわたる郊外の女性運動からみえる市政と「ジェンダー」ーー旧田無市・保谷市の「どんぐり会」
新井智一[アライ トモカズ]
桜美林大学・関東学院大学・放送大学 非常勤講師
目次
戦後日本の政治地理学・行政地理学
第1部 グローバル化をめぐる大都市圏郊外の議会と行政(グローバル化がもたらした郊外の都市合併―東京都旧田無市・保谷市;東京大都市圏郊外周辺部における最後の「開発型合併」―東京都あきる野市)
第2部 米軍基地をめぐる大都市圏郊外の議会と行政(郊外の在日米軍基地所在都市における文化と政治―東京都福生市;騒音と補助金―郊外の「基地公害」をめぐる政治)
第3部 大都市圏郊外の政治・行政をめぐる新しい論点―環境・ジェンダー(郊外の新ごみ処理場建設場所をめぐる「環境正義」―東京都小金井市;地下水をめぐる「ポリティカル・エコロジー」―山梨県北杜市白州町;40年にわたる郊外の女性運動からみえる市政と「ジェンダー」―旧田無市・保谷市の「どんぐり会」)
著者等紹介
新井智一[アライトモカズ]
1977年神奈川県生まれ。東京都立立川高等学校、埼玉大学教養学部を経て、東京都立大学大学院理学研究科地理科学専攻博士課程修了(2006年)。博士(理学)。横須賀市都市政策研究所登録研究員、大妻女子大学社会情報学部・埼玉大学教養学部・神奈川大学人間科学部・首都大学東京都市環境学部・放送大学教養学部・東京都市大学共通教育部非常勤講師を経て、桜美林大学リベラルアーツ学群・関東学院大学経済学部非常勤講師。専門は人文地理学、政治・行政地理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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