内容説明
ヨーロッパが守ってきた伝統。日本が捨てた伝統。ここに日本の明日を開く鍵がある!日本人のヨーロッパに対する目線は歪んでいるのではないだろうか。在欧18年のプランナーが、血の通った見方、つき合い方を提案する。
目次
1 文化とビジネスの交差点を歩く(異文化のギャップを読み解く;ヨーロッパのビジネス流儀を知る;都市空間とライフスタイル;ヨーロッパから眺めた日本)
2 ヨーロッパ文化のリアリティと向き合う(柔軟性と想像力の社会;デザインの祭典―ミラノサローネ;過去をステップアップに使う;ヨーロッパと日本―今後の行方)
著者等紹介
安西洋之[アンザイヒロユキ]
1958年、神奈川県横浜市に生まれる。上智大学文学部仏文科卒業後、日本の自動車メーカーに勤務。1990年よりイタリアのトリノにあるビジネスコンサルタント会社で3年間働き、その後ビジネスプランナーとして独立。今後、欧州文化への理解を促進する活動を展開する予定。ミラノ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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さきあや
0
ブログ風のエッセイだが、導入部分のエピソードと本論の繋がりがイマイチ違和感ありだし、エピソード中に主旨とは別に説明されないと分からない事柄や不要な事柄が色々入っていて、どれが主旨なのかよく分からない話が多い。文章構成のガタガタ具合のせいかは分からないが、いまいち腹落ちしない感じ。欧州について自分がよく分かっていないということは再認識できたのでその点はよかった。2014/12/21
nobuem
0
ヨーロッパに暮らしていて無意識に感じている、日本との違いといったものを明文化してくれており、「あるある」と思いつつ、そういう部分は仕事なんかで意識していないといけないなと気付かされた。 表現が抽象的すぎて言いたいことがうまいこと伝わってこない箇所がいくつかあるのが少々残念。2011/09/18
カエル子
0
似ているようで違う、近いようで遠い、繋がっているようで切れている、そんな欧州の国々、人々について、“長くイタリアに住んでいる日本人”の目線で語っています。オランダに(わずか)半年暮らしていたときに感じたこと、旦那と議論したことがちょろちょろ出てくる。わたし達の視点や気づきがまんざらでもなかったことに安堵したりなんかして。またヨーロッパ暮らしがしたくなりました。2011/02/15
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