内容説明
子どもの自己肯定感の回復・向上、これが子ども支援施策のキーワードだ。川西市、川崎市、多治見市、長野県、大阪府など創意あふれる先進的な自治体が実践レポート。「子どもの安心と救済に関する実態・意識調査」の報告。
目次
子ども支援の相談・救済―はじめにかえて
1 子どもの自己肯定感と権利の救済・保障―子どもの安心と救済に関する実態・意識調査をふまえて(子どもの日々の活動への取り組み;身近な人とのかかわり;安心していられるところ ほか)
2 子どもオンブズパーソン活動の展開(川西市子どもの人権オンブズパーソン;川崎市人権オンブズパーソン;多治見市子どもの権利擁護委員制度 ほか)
3 子どもの相談・救済の多様な展開(教育委員会の取り組み;子ども虐待の救済・防止;子ども相談の新たな展開 ほか)
著者等紹介
荒牧重人[アラマキシゲト]
山梨学院大学法科大学院教授。子どもの権利条約総合研究所事務局長、川崎市子どもの権利委員会委員長など
吉永省三[ヨシナガショウゾウ]
千里金蘭大学生活科学部教授。子どもの権利条約総合研究所運営委員。兵庫県川西市で中学校教員、市教委指導主事、市子どもの人権オンブズパーソン事務局主幹などを経て現職
吉田恒雄[ヨシダツネオ]
駿河台大学法学部教授。専門は民法(家族法)、児童福祉法。民法・親権制度の研究から児童福祉に関心を持ち、児童虐待に関する法律問題や子どもの権利擁護の課題に取り組む
半田勝久[ハンダカツヒサ]
東京成徳大学子ども学部専任講師。子どもの権利条約総合研究所運営委員。専門は教育制度学。八千代市子ども人権ネットワーク学識者、川崎市子どもの権利委員会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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