内容説明
植民地時代、朝鮮の農法は遅れたものとされ、日本農法を押しつけられた。それに反対した農学者がいた。総督府農業試験場西鮮支場長・高橋昇である。彼は朝鮮全土を調査して歩き、膨大な資料を残した。そこには、朝鮮のきびしい風土に対応した驚嘆すべき農法があった。
目次
第1章 筑後の山河
第2章 境涯の地へ
第3章 欧米視察旅行
第4章 黄海道沙里院
第5章 農業実態調査
第6章 日本の敗戦と朝鮮の独立
第7章 『朝鮮半島の農法と農民』の出版
著者等紹介
河田宏[カワタヒロシ]
1931年東京生まれ。早稲田大学文学部社会学科中退、以後、日本近現代史、軍事史を中心に著述(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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