出版社内容情報
新資料にもとづく最新の評伝。獄中生活を物心両面から支えた義姉タチャーナと親友スラッファとの交流をはじめて詳細に紹介。
内容説明
ファシズムとスターリン主義が支配した狂気の時代。没後70周年に際し、新資料に拠って生きたグラムシ像に迫る。
目次
第1部 出会い(第一次大戦後の革命の息吹のなかで;モスクワそしてウィーンで;ファシズムに抗して ほか)
第2部 獄中から・獄外から(ローマからウスティカ島へ;ミラノの拘置所で;国家防衛特別裁判 ほか)
第3部 グラムシ没後と今日(グラムシ没後の「ノート」および「手紙」;「ノート」と「手紙」のその後;グラムシの時代とわれわれの時代)
著者等紹介
片桐薫[カタギリカオル]
1926年、愛知県生まれ。法政大学放校。現代史専攻。政治学博士。1964~72年、イタリア労働運動および左翼文化研究のためイタリア滞在(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
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