高度成長期「都市政策」の政治過程

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  • サイズ A5判/ページ数 248p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784535584907
  • NDC分類 318.7
  • Cコード C3031

出版社内容情報

1960年代高度経済成長期に変動をもたらした「都市政策」の分析と、それを通じて自治体再構築が問われる今日の地方自治をめぐる政治状況を多角的に論じる。

内容説明

1960年代の日本社会が経験した不可逆の構造変動は現代政治に何をもたらしたか。政党・国・自治体の各レベルで交錯する「都市政策」の検証をつうじて、都市政策の“二層化”、自治体の政府化、「補完性の原理」など、こんにち地方自治に求められる変革を起点から論じる。

目次

第1章 自民党『都市政策大綱』の衝撃
第2章 高度成長期と都市問題の激化
第3章 自民党『大綱』と各党の都市政策
第4章 国土計画の展開と政策構造
第5章 革新自治体と都市政策の展開
終章 公共政策と自治の政府

著者等紹介

土山希美枝[ツチヤマキミエ]
1971年北海道芦別市生まれ。1994年法政大学法学部政治学科卒業。1997年同大学院社会科学研究科政治学専攻修士課程修了。2000年同大学院社会科学研究科政治学専攻博士課程修了、博士(政治学)。2001年龍谷大学法学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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