青の塔から―ひきこもり脱却への記録

青の塔から―ひきこもり脱却への記録

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  • サイズ B6判/ページ数 197p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784535584112
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0011

内容説明

12年間に及ぶひきこもり生活から抜け出ようと葛藤していた中村、ひきこもりの息子との壮絶な修羅場をくぐり抜けたさわ。今夏公開の話題の映画『青の塔』で母子を演じた二人が、「ひきこもりからの脱却体験」の核心を語る。

目次

1 ひきこもりという名の闘争(中村佑介)(心に鍵をかけた日;ひきこもり二四時;ひきこもる理由;ふるえる翼 ほか)
2 息子のひきこもりと向き合って(さわ雅子)(息子の異変;母業失格;ひきこもる息子;心のレッスン ほか)

著者等紹介

中村佑介[ナカムラユウスケ]
1980年神奈川県生まれ。小学6年から不登校となり、自宅にひきこもる。中学卒業後、不登校の生徒たちが通うサポート校東京国際学園高等部に入学。19歳の時、ひきこもりの青年の自立へのめざめを描いた映画『青の塔』(米ヒューストン国際映画祭シルバーアワード受賞)に主演。独特の存在感と演技力は海外の映画祭で絶賛される。現在、日本大学文理学部2年生。ひきこもりの若者のメンタルフレンドとしての活動を開始。同時にみずからのひきこもり経験や、脱却の方法について講演活動を行っている

さわ雅子[サワマサコ]
1944年神奈川県生まれ。立教大学文学部卒。24歳で結婚、3人の息子の母となるが、3男が中学2年でひきこもりに。母子で模索しながら、ひきこもりからの脱却をめざす。映画『青の塔』では、夫と離婚し、ひきこもりの息子を抱え、はげしい労働で生活を支え続ける母親役を熱演し、母親世代の共感を得る。図書館司書を経たのち、現在は、介護ヘルパー2級の資格を取りデイケアセンターに勤務。家族の問題や、「ひきこもりからの脱却法」を、自らの体験を交えながら全国で講演活動を行っている
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